Webテクノロジー 2006年6月7日 15:50

アーム、新プロセッサ「Cortex-R4」に関して国内で説明

著者: japan.internet.com編集部
2006年6月7日 15:50 付の記事
□国内internet.com発の記事

アームは2006年6月7日、記者説明会を行い、同社の新プロセッサである「Cortex-R4」に関して説明を行った。

Cortex-R4 は、ARM の V7 アーキテクチャ製品ファミリに属しており、アプリケーションプロセッサ向けの「Cortex-A8」、マイクロコントローラ向けの「Cortex-M3」が先に登場している。Cortex-R4 はその中間をカバーする製品であり、リアルタイム環境に向けた組み込み CPU に位置づけられている。

具体的なターゲットは、自動車のシャーシやブレーキシステム、ハードディスク、デジタルカメラ、携帯電話のモデム、インクジェットプリンタ、家庭用ゲートウェイなどがあげられている。

ARM946E-S の後継モデルとして位置づけられており、ARM946E-S に比べて、50%以上効率的になっているという。具体的には Thumb-2 コード実行時に、1.60 DMIPS/MHz を達成している。

TMSC による 90nmG プロセスでの 実装時には、速度で最適化した場合で 400MHz、面積で最適化した場合でも 273MHz を達成するという。面積効率もよく、同じく 90nmG プロセスで 8K キャッシュ付きという条件で 1.43平方ミリメートルとなる。

また、コンフィギュアビリティにも優れており、メモリ保護ユニット(MPU)や ローカルメモリ(TCM)のポート数なども構成変更できる点は特徴といえる。

そのほか、割り込み応答時間の短縮などを実現、自動車などの安全性が要求されるターゲットには欠かせないエラー検知と訂正処理もサポートしている。

アーム株式会社エンジニアリングディレクター
渡辺信久氏が説明を行った


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