Microsoft (NASDAQ:MSFT) は8日、次期オペレーティングシステム (OS)『Windows Vista』の第2ベータ版『Windows Vista Beta 2』を一般公開した。
Windows Vista Beta 2 は、Microsoft の Vista 専用サイトで誰でも入手できる。しかし同社は、気弱な人向けではないと断っている。
同社 Web サイトは、この第2ベータ版について、『Windows Vista Customer Preview Program (CPP)』の一環として提供するものであり、「実務環境や家庭のメインマシンで使用してはいけない」と警告している。
同サイトによると、この第2ベータ版は、Windows Vista を試してみたい開発者や専門家向けだという。
Microsoft はさらに、Windows Vista Beta 2 をインストールした場合、それまでインストールされていた OS に戻すことができず、Windows Vista 製品版のリリースを待つか、旧バージョンの『Windows』を再インストールするしかなくなる、とも注意している。
Windows Vista Beta 2 を入手するには、ダウンロードする方法と、DVD キットを注文する方法の2通りある。ただし、32ビット版で容量が3.5GB もあるため、ダウンロードする場合には、DSL またはケーブルなど高速インターネット接続環境と DVD 書き込みドライブ、および長い時間が必要となる。
Microsoft によると、ダウンロードに要する時間は、接続速度によって異なるが、4.5時間 (3Mbps で32ビット版をダウンロード) から64時間 (256kbps で64ビット版をダウンロード) に及ぶという。
DVD キットを注文する場合、1枚あたり6ドルに発送料と手数料4ドル、合計10ドル (日本国内料金は1980円) がかかる。
なお、Windows Vista には、パソコンの今後の方向性を示すかのごとく、64ビット版もある。Microsoft 会長の Bill Gates 氏は WinHEC の席上、従来サーバーにしか使われていなかった「64ビット環境がもはや当たり前のものになっており、今後広範囲に普及する」と述べていた。
Windows Vista Beta 2 は、2007年6月1日に有効期限が切れ、それ以後は使えない。Microsoft は、Windows Vista の製品版について、2007年の初めにリリースできる予定と発表している。
なお同社は、年内にリリース候補版『Windows Vista Release Candidate 1 (RC1)』の公開も予定している。