Intel、複合マルチコアシステムを目指すデュアルコアプロセッサが主流となりつつある中、メーカー各社はさらに多くの演算ユニットを備えたマルチコアプロセッサの開発に余念がない。
たとえば Intel (NASDAQ:INTC) は、今後10年以内の実現を目指し、数十から数百のコアを持つシステムの長期的な研究開発を進めている。同社が7日に開催した技術展示イベント『Research Day』では、マルチコア技術の方向性について触れた。 Intel は、マルチコアに関する同社の構想が、売れ筋の汎用プロセッサを活用するだけのものではないと明言した。同社 Microprocessor Technology Lab (MTL) の技術管理ディレクタ Jerry Bautista 氏は、次のように述べている。「コアの中には、デジタル信号処理 (DSP) や暗号処理を受け持つものもあるだろう。これらのコアは異なるものの集合である必要はない。ハイブリッドという考え方がある」 しかし、数十から数百のコアを持つシステムが主流になるまでには、解決しなければならない設計上の課題がいくつかある。その1つが消費電力の問題で、Bautista 氏は「消費電力管理に関して多くの問題を抱えている」と述べた。 さらにソフトウェアの問題もある。最新 OS は、一部処理の高速化のためマルチコアハードウェアの利点を活用できるが、この利点を十分に活かすアプリケーションの開発は遅れている。 Intel の Systems Technology Lab (STL) ディレクタ Raj Yavatkar 氏は、「全体を見渡せばソフトウェアが最大の難関だ」と語った。 Intel は来たるべきマルチコアシステムに備えて、大学に対し、教職員の訓練を支援するために数百万ドルの助成金を出したり、ソフトウェア開発に必要なツールを提供している。 調査会社 Mercury Research の Dean McCarron 氏は、次のように語った。「対称型システム用マルチスレッドプログラミングの重要性が分かってきたのは、つい最近のことだ。Intel の取り組みは、異なるコアと異なる能力を備えたプロセッサによる非対称型システムとなるだろう。『このプログラムは分割できるか?』『あるタスク専用のパーツはあるか?』といった問題を解決する設計ができなければならない」 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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