『OpenSolaris』プロジェクト1周年Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) が『Solaris』OS のソースコードを、同 OS のオープンソース化プロジェクト『OpenSolaris』で公開したのはちょうど1年前のことだった。果たして OpenSolaris の活動規模は、どれほどのものになったのだろうか。
Sun が OpenSolaris プロジェクトを公式に立ち上げたのは2005年1月だった。しかし実際に Solaris のソースコードを公開し、プロジェクトの活動が始まったのは2005年6月14日だ。以来、今年6月13日までの1年間に、OpenSolaris コミュニティのメンバー数は1万4000人以上 (そのうち Sun の従業員は1500人) になったと、同社は説明している。 メンバー数のほかに、オープンソースコミュニティの活動規模を示す重要な指標はダウンロード数だ。この1年間、OpenSolaris のソースコードダウンロード数は、3万3000回以上を数えた。しかし『BitTorrent』など P2P を使ったダウンロードや、ミラーサイトからのダウンロードを正確に追跡することは困難なため、実際にはもっと大きな数字になるはずだ。 どのオープンソースプロジェクトでも、成功の秘訣はコミュニティからのコード提供にある。この点についても、どうやら OpenSolaris はかなり成功したようだ。この1年間、オープンソースコミュニティから170件のコード提供があり、そのうち111件が OpenSolaris コードに組み込まれた。 とは言うものの、Sun の System Software 部門マーケティングディレクタ Chris Ratcliffe 氏によると、コミュニティ提供コードを OpenSolaris に反映させることは、このプロジェクトが直面する最大の課題の1つという。問題は、コード提供作業において共同方式を採っていることだ。 Ratcliffe 氏は、次のように述べている。「つまり、コード提供者としてコミュニティに貢献したい場合、Sun のエンジニアと協力もしくは手を組む必要がある。われわれが現在取り組んでいることは、このプロセスを自動化し、ユーザーが Sun のエンジニアと組まなくとも、適切なコード検査サイクルを全て維持したままコードを提供できるようにすることだ」 こうしたコード検査プロセスは、コードの質と互換性の確保において重要な意味を持つ。Sun は OpenSolaris 全体で、より多くかつ広範なコード提供を期待している。 「われわれは、比較的小規模なコードやバグ修正だけでなく、大型プロジェクトの開始など、これまで以上に多くの活動があると見込んでいる」と、Ratcliffe 氏は語った。 関連記事 最新トップニュース
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