Adobe、『Ajax』ベースの Web サイト開発を簡素化『Ajax』ベースの Web アプリケーションを開発することは、スキルのあるプログラマにとっても簡単な仕事ではなく、ましてスキルが主に『HTML』と『CSS』に限られる Web サイト開発者にとってはなおさらだ。難しさのポイントは Ajax にある。
デスクトップパブリッシング (DTP) や Web パブリッシング関連ソフトウェアに強い Adobe Systems (NASDAQ:ADBE) は、そうした難しさを乗り越える方法があると考えている。それは、Ajax 用の新しいパブリッシング フレームワーク『Spry framework for Ajax』(Spry) だ。同社は5月10日に Spry のプレリリース版 (バージョン1.0) を発表したばかりだが、このたびバージョン1.1を発表した。 Adobe の『Dreamweaver』担当製品マネージャ Jennifer Taylor 氏は、次のように言う。「(Web) デザイナは、(Web パブリッシング) 市場で Ajax に悪戦苦闘している。なぜなら、Ajax がプログラマ向けだからだ。わが社は、Ajax インターフェースを、そうしたデザイナでも手早くかつ容易に作成できるようにしたいと思っていた」 Web ページデザイナは、HTML と CSS に関するスキルに強いが、Ajax という手法の根幹を成す『JavaScript』関連スキルにいささか弱いことが障害になっている。 Spry は、最小限の JavaScript を使うだけで XML データを HTML 文書に組み込めるようにして、Web デザイナを支援する。だが、Adobe によると、Web デザイナたちは、それ以上のことができるようになりたいと望んでいるという。 同社のプラットフォームマーケティングおよび開発者関係担当ディレクタ Todd Hay 氏は、次のように述べている。「われわれが分かっていることの1つは、Web 上で (ユーザーに) 提供する体験により多くのことを期待するデザイナが大勢いることだ。デザイナたちは、より Ajax 風の体験を自分たちのページで提供したがっている。Spry を使えば、プログラミングに深入りしなくとも Web サイトに Ajax を組み入れられるようになる」 Taylor 氏によると、Spry はまだ開発のかなり初期段階にあり、早期アルファ版に過ぎないという。現在 Adobe は、開発者からフィードバックを受けながら、将来的に Spry 技術を同社の『InDesign』『DreamWeaver』といったパブリッシング製品のどれに組み込むかを決める予定だ。 「Spry は特定のツールに依存しない。例えば、(簡単なテキストエディタ)『Notepad』と Spry だけで、Ajax 対応インターフェースの開発を始められる」と Taylor 氏は述べた。 関連記事 最新トップニュース
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