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2006年6月19日 09:00

AOL、インスタントメッセージ関連で活発な動き

AOL は先週、同社のインスタントメッセージ (IM) プラットフォーム『AOL Instant Messenger』(AIM) に関して、開発支援の強化や新サービスのベータテストなど、活発な動きを見せた。

具体的な内容は、開発者支援プログラム『Open AIM』の強化と、『AIM Pro』プロフェッショナル版の公開ベータテスト開始だ。

Open AIM とは、AOL が今年3月に開始したもので、AIM プラグインや AIM ネットワーク用 IM クライアントを作成する開発者向けに、ソフトウェア開発キット (SDK) を提供している支援プログラムだ。

これまで Open AIM では、『Microsoft Windows』用にしか SDK を提供していなかった。しかし AOL は12日、サポート対象プラットフォームを拡大し、『Linux』や Apple Computer の『Mac OS X』、そして Microsoft の『Pocket PC』用のソフトウェアも開発できるようにしたほか、プログラミング言語『Java』にも対応した。

さらに AOL は、Open AIM において『AIM Bots』のサポートを追加した。AIM Bots とは自動応答 IM プログラムで、特定の AIM スクリーンネームを用意し、そこにアクセスしたユーザーとの自動対話を実現するものだ。

AIM Bots はこれまで、米プロ野球大リーグ (MLB) など多数の商用配備実績がある。

ほかにも AOL は、『AIM Location』サービスのサポートを Open AIM に加えた。この対応により、開発者が作成するクライアントやプラグインで、位置情報を活用できるようになる。

次に AIM Pro サービスの話題だ。AOL は15日、AIM Pro プロフェッショナル版の公開ベータテスト開始を発表した。

AIM Pro は、コラボレーション型ビジネス用オンデマンド アプリケーションの WebEx Communications と AOL が共同開発したもので、AOL の IM クライアント『AIM Triton』に、WebEx のコラボレーション機能を融合したサービスだ。

一般向けの AIM Triton とは異なり、AIM Pro のユーザーインターフェースには一切広告を表示しない。さらに、Eメールアドレスをスクリーンネームとして使用することもできる。

AOL によると、AIM Pro は Microsoft の Eメールクライアント『Outlook』とも、シームレスな統合を実現したという。そのため、Outlook で IM を処理することが可能だ。

公開ベータテストの間、AIM Pro は無料で利用できる。しかし正式サービス開始後は、サブスクリプション型の有料サービスになる。

さらに AOL は、大企業向けに一元管理機能を備えた AIM Pro の『Enterprise Instant Messaging』(EIM) 版について、今週にもベータテストを開始する予定だ。

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