『UltraSPARC T1』対応の Linux カーネル最新版登場『Linux』カーネルアーカイブサイト『Linux Kernel Archives』は18日 (協定世界時)、最新カーネル『2.6.17』の安定版を公開した。
新カーネルの新機能は数々あるが、その中でも目に付くのが、新たに Sun Microsystems のマルチコアプロセッサ『UltraSPARC T1』に対応したことだ。 Sun は UltraSPARC T1 プロセッサを昨年発表し、同プロセッサ搭載サーバーも発売している。 今回、Linux カーネルが公式に UltraSPARC T1 対応を果たした訳だが、既に同アーキテクチャ対応の Linux ディストリビューションも存在する。それは Ubuntu プロジェクトが1日にリリースした『Ubuntu 6.06 LTS』だ。これは先月発表があったもので、UltraSPARC T1 に対応する初の主要 Linux ディストリビューションだ。なお Ubuntu 6.06 LTS では、少し古めの Linux カーネル 2.6.15 を用いて UltraSPARC T1 に対応している。 Linux カーネルの UltraSPARC T1 サポートについて、先週 Sun に問い合わせたところ、UltraSPARC T1 に対応する Linux カーネルコードを開発した David Miller 氏が同社の従業員ではないことを理由に、Sun はコメントを避けた。 以前 Linux カーネル開発者 Stefan Rompf 氏は、Linux カーネル 2.6.17 ではユーザー空間でネットワーク接続イベントシグナル処理を操ることが可能になるため、ネットワーク接続/遮断イベント対応がこれまで以上に簡単になると説明していた。具体的には、それまでと異なるネットワークに再接続したため IP アドレスを取得し直す必要があるとの通知を、DHCP クライアントに送ることが可能になるというものだった。 しかし Rompf 氏によると、新たな DHCP の取り組みは現在、先送りの状態だという。 Rompf 氏は取材に対し、「手元には多数のパッチコードがある。機能的には全て揃っており、ベータ版を6月後半にリリースできると考えている」と語った。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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