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P2P クライアント機能を正式実装した『Opera 9』登場ノルウェーの Web ブラウザメーカー Opera Software は20日、新版ブラウザ『Opera 9』を公開した。新機能で目立つものは、『ウィジェット』機能の搭載と、P2P 技術『BitTorrent』のクライアント機能を正式に実装したことだ。
まず BitTorrent クライアント機能だが、Opera が同機能をブラウザに実装したのは『Opera 8』ベースの技術プレビュー版を公開した昨年7月の話だ。同社はブラウザメーカーとして初めて BitTorrent 技術ライセンスを取得している。BitTorrent は、大きなサイズのファイルを配布する際の合法的な利用例が増えており、実際 Opera 自身もブラウザ配布手段の1つとして利用している。しかしその反面、映画や音楽やアプリケーションなど不正コピーファイルが流通しているのもまた事実で、BitTorrent は全米レコード工業会 (RIAA) や米国映画協会 (MPAA) などのエンターテインメント業界団体から激しい怒りを買っている。 Opera によれば、BitTorrent 機能の内蔵を決めたのは、「ユーザーから好意的な反響が集まり、テストを重ねた結果」だという。Opera 9 の変更リストでは、URL 欄のショートカット検索で BitTorrent ファイル検索が行なえるとなっているが、確認した限りデフォルトでその設定はなかった。この URL 欄を使った検索は「g Keyword」のように、検索エンジンを示す文字とキーワードを入力して任意の検索エンジンにおける検索を実行できる機能で、ユーザーが設定を追加/変更できる。 次にウィジェット機能だが、これは『Mac OS X 10.4.x』のデスクトップや『Yahoo! Widgets』と同様に、時計や天気予報などの小型プログラムをブラウザに追加できるものだ。ただブラウザに追加するとはいえ、ブラウザウィンドウとは独立して動作するため、どちらかと言えばデスクトップ用ウィジェット管理機能をブラウザが内蔵していると表現した方が正確かも知れない。他のウィジェットプラットフォームと同じく、Opera のウィジェットも『HTML』『JavaScript』『CSS』といった比較的簡単な技術を使って作成したものだ。Opera はウィジェットディレクトリサイト『Opera Widgets』を開設している。 その他のブラウザ機能としては、フィッシング詐欺を防ぐセキュリティ バーなどがある。 競合相手に目をやると、Microsoft の『Internet Explorer 7』と Mozilla Foundation の『Firefox 2.0』も、正式公開に向けて着々と準備が進んでいる。 また、新興 Web ブラウザの1つ『Flock』は、先週第1ベータ版が登場したところだ。同ブラウザは、『MySpace.com』『Flickr』などソーシャル ネットワーク系サービスの統合を特徴としている。 関連記事 最新トップニュース
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