Microsoft、デバイスドライバの評価システム運用へMicrosoft (NASDAQ:MSFT) は、『Windows』OS のクラッシュ情報解析サービス『Microsoft Online Crash Analysis』を通じて得た障害情報を、デバイスドライバの評価という新しい用途に使おうとしている。
同社は、クラッシュ報告の頻度によってデバイスドライバの品質を数値化して評価する『Driver Quality Rating』(DQR) というシステムを立ち上げる。パソコンメーカーは低い評価を受けたコンポーネント製品を避けるようになるかもしれない。 DQR システムでは、デバイスドライバを最高の1から最低の9まで9段階で評価する。めったにクラッシュを起こさないデバイスドライバには1から3のポイントが付き、好成績を意味する「グリーン」という評価を与える。 少なめながらもクラッシュ報告が発生するデバイスドライバには4から6のポイントが付き、評価は中間段階の「イエロー」となる。 実用に堪えない水準のデバイスドライバに付くポイントは7から9で、大いに問題ありを意味する「レッド」という評価を受ける。こうした評価の基準になるのは、ユーザーが送信するクラッシュ報告だ。 2007年6月1日以降、デバイスドライバが「グリーン」評価を得るためには、リリース後少なくとも120日間の運用期間と、その期間中安定性を保つことが条件となる。デバイスドライバに問題が生じて「グリーン」評価を失った場合、デバイスドライバメーカーあるいはパソコンメーカーは90日以内に問題を解決しなければならない。 Windows との互換性および品質認定プログラム『Windows Logo Program』のグループマネージャ Raghu Ram 氏によると、上記の要件を満たせない場合、そのデバイスドライバは上位の Windows ロゴ使用権を失うという。次期クライアント OS の『Windows Vista』では Windows ロゴに2段階のクラスを設けることが決まっている。この措置は過酷とまでいかないまでも、メーカーの面目は丸つぶれだ。Microsoft がこのような手段を講じるのは、システムクラッシュの原因になることの多いデバイスドライバを作成している一部のハードウェアメーカーに、より品質の高いデバイスドライバを提供するよう、発破をかけるためだ。 Ram 氏は次のように語った。「過去の経験から分かっていることの1つは、クラッシュの大半が特定のデバイスドライバに起因しているということだ。Windows Vista では、確実に高品質のデバイスドライバを提供したい」 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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