Adobe、リッチ Web アプリケーション開発/配備環境の新版発売Adobe Systems (NASDAQ:ADBE) と Macromedia 合併の成果が、Adobe の提唱する『Rich Internet Application』(RIA) において、豊かな実を結びつつあると言えるかも知れない。
Adobe は28日、RIA ランタイムの新版『Flash Player 9』と RIA 開発/配備ソリューションの新版『Adobe Flex 2』製品群をリリースした。 Flex 2 製品群に多様なライセンスモデルを用意したこと、特に無償版を提供することから見てとれるのは、Flex 2 製品群によって、より多くの開発者を Flex および Flash プラットフォームに惹きつけなければと使命感に燃える Adobe の意思だ。なお Flash Player 9 については、大幅な高速化を実現したという。 Flex 2 製品群は、Flex フレームワークとコマンドライン コンパイラの『Flex 2 SDK』(無料) をはじめ、『Eclipse』ベースの統合開発環境『Flex Builder 2』(499ドル) や、数値情報の視覚化ライブラリを含む『Flex Builder 2 with Charting』(749ドル)、バックエンドシステムとの接続性を備えた『Flex Data Services 2』(保守/サポート付きで CPU あたり2万ドル)、そして Flex Data Services 2 の無償ライセンス版『Flex Data Services 2 Express』(配備条件付きで無料) となっており、幅広い開発者のニーズに対応する。 また Adobe は明らかに、同社の Web アプリケーションツール群の橋渡しをするプログラミング技術として、『Ajax』に対する指向を強めた。 Adobe の Flex 技術エバンジェリスト Christophe Coenraets 氏は、「Flex が Ajax 技術と結び付いた」と表現している。 同氏は、Flex を含む『Adobe Engagement Platform』全体で、横断的に Ajax と統合していると説明した。Ajax は、Web ブラウザがページ全体を読み込み直さなくとも、Web ページを随時更新できるプログラミング技術だ。 Coenraets 氏は取材に応えて次のように語った。「(Ajax と Flex の) どちらも、Web 配備モデル、プラットフォームに依存しないポータビリティ、より表現力の高い相互作用パターンを網羅するためのユーザー体験拡張を担うものだ」 「当社の目標は、最大の表現力を持ち、なおかつ最も強力なアプリケーションを開発できるよう、Flash ランタイムの独自機能を備えたブラウザの機能と、わが社のデータサービス アーキテクチャ双方の最良点を活かすプログラミング モデルを構築することにある」 関連記事 最新トップニュース
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