FirePass、6.0 で Windows ログオンを統合、管理エディタに自動設定/修正機能を負荷分散用アプライアンスサーバーなどを製造販売している F5 ネットワークスでは、
SSL-VPN 新製品「FirePass 6.0 日本語版」を2006年6月6日に発表しているが、
29日、米国 F5 Networks より製品管理部門ディレクタの Ameet Dhillon 氏が来日、
新製品の詳細説明を行った。
今回同社が 6.0 を発表した FirePass は F5 製品群の中心に位置するものだ。 一般ユーザーにはあまりなじみがない製品だが、 実は気がつかないうちにそのお世話になっている。 URL の最初に「HTTP」ではなく「HTTPS」(Hyper Text Transfer Protocol over SSL)と表示される商用サイトがあるが、 HTTPS とは、 SSL(Secure Sockets Layer)の暗号化通信を HTTP に実装したもので、 ユーザー側 Web ブラウザと Web サーバー間経路で通信内容が盗聴・改ざんされるのをほぼ回避できる。 ブラウザの SSL 機能を利用するため、 無線/有線 LAN やリモートにおいて、 ユーザーは特別なクライアントを使わなくても、セキュアな接続環境を確保できる。 また、ブラウザを表示できるデバイスであれば何でも利用できるので、 PC のみならず、PDA、携帯電話、 ホテルや図書館などの公共の場所に置かれたキオスクからでも、 企業のイントラネット、企業間取引サイト、商用サイトに安心して接続できる。 FirePath 導入サイトの管理者は、 ログイン情報でログインしたユーザーとデバイスを特定、 アクセス制御できる仕組みだ。 Dhillon 氏によると、 SSL-VPN 市場は非常な勢いで成長しており、 2005年の同日本市場において F5 はトップシェアを獲得(Frost&Sullivan 調査)したが、最大の競合製品は、2位 Juniper の SSL VPN 製品「Secure Access」だという。 Dhillon 氏は、 「いかに高機能な製品でも、使いにくいものであれば誰も使ってくれない。 6.0では、ユーザー側、管理者側双方の使い勝手の向上を図った」、という。 そこで、エンドユーザーポータルの簡素化のために、 Windows ログオンを統合、 最初のログオン画面、次の Web トップ画面をわかりやすくし、 またダイヤルアップでの接続をわかりやすくする Windows VPN ダイアラーを追加した。 また、管理者側では、 ビジュアルポリシー管理とアクセスポリシーテンプレートで「Visual Policy Editor」を強化、 ユーザーログオン時にアンチウイルス製品の有無とバージョンをチェック、別サーバーでアンチウイルス製品のインストールと最新版へのバージョンアップを行う自動修正機能、 OS のパッチレベルでのアクセスコントロールの自動設定機能などが追加された。 これによって「設定も大いに簡略化されたが、 セキュリティ監査にも Visual Policy Editor のスクリーンショットを提出するだけですむようになった。これは思わぬ副産物だ」、と Dhillon 氏は満足げだ。 関連記事 最新トップニュース
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