Intel、デュアルコア『Itanium 2』の出荷をついに開始Intel (NASDAQ:INTC) は18日、リリースが遅れていたデュアルコア『Itanium 2』プロセッサファミリ (開発コード名『Montecito』) の出荷開始を発表した。同プロセッサは当初、昨年出荷の予定だったが、数回にわたって延期を余儀なくされていた。
Itanium (IA-64 アーキテクチャ) は元々、Intel と Hewlett-Packard (HP) が共同開発した (現在は Intel の単独開発) もので、当初見込んでいた32ビット x86 アーキテクチャ (IA-32) プロセッサの後継需要が振るわず、現在 Intel は Itanium について、高性能コンピューティング (HPC) 市場向けプロセッサと位置付けている。また HP は、今も同アーキテクチャに厚い支持を寄せる代表的なシステムベンダーだ。そして Intel と HP は、同アーキテクチャの価値と市場拡大の可能性を謳い続けている。しかし、競合相手や多くのアナリストたちは、はるかに悲観的だ。 HP (NYSE:HPQ) は Montecito 搭載システムの発売を今年予定していたが、同プロセッサの出荷延期により、新チップセットなど周辺コンポーネントを「Montecito 対応」にし、プロセッサはシングルコア Itanium 2 の『Madison』を搭載した『Integrity』サーバーを発売した。 また、5月に米連邦破産法第11条に基づく資産保護を申請した Silicon Graphics (SGI) も18日、Montecito 搭載システム『Altix 4700』および『Altix 450』を発表した。 出荷が遅れたものの、Montecito の登場は、最近勢いを失っている Itanium システムのベンダーにとって朗報だ。1年前は最速スーパーコンピュータ上位500リスト『TOP500』に多数ランク入りしていた Itanium システムだが、6月発表の同リストでは、大幅にその数を減らしている。 とはいえ、Itanium ベースのシステムは金額規模が大きく、その上非常にハイエンドかつ高度なシステムが一般的なため、利益率も高い。調査会社の IDC は2月、Itanium 搭載サーバー市場が2009年までに66億ドル規模に成長する見通しで、サーバー市場全体の成長率3.4%に対し、Itanium サーバーの年成長率は平均35%に及ぶとの予測を示している。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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