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Vyatta、オープンソースのルータープラットフォームをリリースこれまでも『Linux』を用いて、安価な x86 ハードウェアをルータープラットフォームとして運用することはできた。しかし、オープンソースネットワーク製品を手がける新興会社 Vyatta は、さらに1歩進んだオープンソース環境を提供できると考えている。
Vyatta は24日、オープンソースのルータープラットフォーム『Vyatta Open Flexible Router (OFR)』を正式リリースした。 同社の発表によると、Vyatta OFR は「オープンソースによる初の企業向けルータープラットフォーム」という。また Vyatta OFR は、現在のところソフトウェアのみのソリューションだが、通常のルーター機能を備えている。 Vyatta の戦略担当副社長 Dave Roberts 氏は、次のように述べている。「(Vyatta OFR を) 極度にネットワーク用に特化した Linux ディストリビューションと考えてみて欲しい。Vyatta OFR は、Kernel.Org の標準 Linux カーネルに、軽量なユーティリティ群を搭載し、ルーティングスタックに『XORP』(eXtensible Open Router Platform) を用いている」 Roberts 氏は、Vyatta がオープンソースのソフトウェアルーター開発プロジェクト XORP を資金面で支え、さらに開発協力も行なっている点を強調した。同氏によると、Vyatta OFR は単なる Linux のルーティングスタック以上のものになるという。 Vyatta が目指すのは、Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) や Juniper Networks (NASDAQ:JNPR) など超大手が存在する企業向けルーター市場だ。しかし、これら競合相手と異なるのは、Vyatta OFR がソフトウェアのみのソリューションで、ハードウェアによる高速化を行なっていない点だ。 ところが Roberts 氏によると、その点はさほど大した問題にならないだろうという。 「ソフトウェアベースのルーターと、ハードウェアによる高速化を施したルーターを比較すれば、ソフトウェアルーターが敵わないのは明らかだ」と Roberts 氏は認めつつ、次のように述べた。 「とは言うものの、Cisco や Juniper のルーターが、全てハードウェアによる高速化を行なっている訳ではない。実際、彼らの製品ラインでローエンドからミッドレンジのものは、ルーティングの多くをソフトウェアが担っている」 現在のところ、Vyatta にはハードウェアベースのルーター製品がない。しかし同社は、近いうちにハードウェアとソフトウェア組み合わせた製品を提供すると述べている。
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