![]() ![]() ![]() ![]() Wyse のシンコンピューティング、デスクトップの消費電力を10分の1に削減この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20060725/20.html
著者:海外 Thin Planet.com 編集部
海外internet.com発の記事
米国 Wyse Technology は現地時間2006年6月15日、新しいコンピューティング環境に関する調査結果を発表した。
その内容は、同社のシンコンピューティングアーキテクチャを導入すれば、デスクトップのエネルギー消費量を10分の1に削減できる、というものだ。従来のデスクトップは、平均で80ワット以上の電力を消費するが、Wyse のシンクライアントは約7ワット(集中管理用サーバーのシステム負荷を含めても8ワット)しか消費しない。 その結果、顧客にとって大幅なコスト削減が実現し、これによりシンコンピューティングアーキテクチャの TCO もさらに低下する。職場におけるエネルギー消費削減の重要性は、世界中の多くの国や企業が認識しつつあるものだ。 Wyse Technology のマーケティング/カスタマーサポート担当バイスプレジデント、Jeff McNaught 氏は、「従来の PC は、アイドル状態のプロセッサにも電気を流し、ハードディスクや本体内の冷却システムを稼働させる。これは膨大な資源の無駄だ。対照的に、シンクライアントには稼働部品が一切なく、消費電力も少ない。シンクライアントの TCO が PC より40%も低い理由のひとつには、低消費電力も含まれる」と述べている。 McNaught 氏は、「次の式を使えば、簡単に自社のデスクトップコンピューティングの年間消費電力を概算できる」としている。 ------------------ n x p x h x r x 52 = デスクトップコンピューティングの年間電気料 n = デスクトップの台数 p = キロワット単位での各デバイスの消費電力(シンクライアント = .008、PC = .08) h = 1週間のデバイス利用時間 r = 電気の現在の kWh 単価(0.051ドル = 全米平均) 52 = 年間週数 シンクライアントによる節約分を自動計算をする場合は、http://www.wyse.com/calculatorを参照。 ------------------ 必要とする電力資源が極めて低いため、シンコンピューティングは情報格差の克服にも役立つ。Wyse S50 シンコンピュータは、世界各地のあらゆる地域で活動する開発/政府組織に計算処理、電話関連処理、およびインターネットアクセスを提供する Inveneo の Communication System 用超低消費電力コンピュータとしても重要な役割を果たしている。 Inveneo の COO、Laura Mellow 氏は、「世界のさまざまな場所で教育、医療、そして経済開発関連で重要なサービスを行っている組織は、電力および通信インフラへの不安定なアクセス、時にはアクセス不能になるという重大な問題に直面している。 Wyse シンクライアントは、電力消費量を低く抑えながら重要なコンピューティング機能を提供し、事実上どの地域でも継続的に利用できるソーラー発電、小水力発電、あるいは風力発電といった電源でも Inveneo の Communications System を運用できるようにし、管理費を抑えながら可用性と持続性を大幅に向上させている」と語っている。 |