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電力消費効率化と次期『Opteron』で、サーバー市場優位を狙う IBMIBM (NYSE:IBM) は1日、AMD (NYSE:AMD) の『Socket F』版あるいは『Revision F』版と呼ばれる次期『Opteron』プロセッサを搭載する、ブレードサーバー2機種と、ラックマウント型サーバー3機種を発表した。
今回の記者会見では、冷却技術を通じた電力管理が中心テーマとなった。データセンター内の機器が発する熱、すなわち消費電力の大きさは、企業の頭を悩ます問題となっている。消費電力の効率化問題を象徴するかのように、この日会見があったニューヨークには強烈な熱波が押し寄せ、気温が華氏100度 (摂氏約37.8度) 近くまで上昇した。 IBM は今回、電力管理および冷却に関する一連の技術『Cool Blue』についても発表した。Cool Blue は、コンピュータ利用環境用のシステム管理ツールとハードウェアからなり、システム単位、マウントラック単位、データセンター単位のレベルで、インフラにおける電力消費/管理/冷却の最適化を実現する。 新サーバーは、Cool Blue と性能を強化した Opteron により、既存システムよりも低いコストで高性能を提供する。 IBM はこうした取り組みにより、Opteron 搭載サーバーを手がける競合相手、Dell (NASDAQ:DELL) や Hewlett-Packard (NYSE:HPQ) そして Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) に対し、競争上の優位性を得たい考えだ。 IBM の『System x』サーバー担当ゼネラルマネージャ Susan Whitney 氏は、新サーバーについて、2003年に発売した同社の Opteron 搭載初代機よりも、性能が21%向上するとともに、メモリアクセス速度や I/O 速度も上がると述べた。 今回発表したブレードサーバー2機種は、金融サービスおよび高性能コンピューティング (HPC)/データベース向け2ウェイブレード『BladeCenter LS21』と、ERP/データマート(部署毎の必要に応じて抽出したデータ)/データウェアハウス/データベース/HPC クラスタといった目的の運用に適した、2ウェイ/4ウェイブレード『BladeCenter LS41』だ。 次に今回発表したラックマウントサーバー3機種だが、1つめは、中規模企業および大企業向けの科学用途演算処理サーバー『System x3755』だ。同製品は、気象シミュレーションや衝突試験分析に利用できる。 2機種目のラックマウントサーバー『System x3655』は、データベースや ERP、ビジネスインテリジェンス、IPTV、そしてビデオオンデマンド用途に適している。 3機種目の『System x3455』は、HPC ノード用という位置付けで、科学/技術コンピューティング、データベース、および『Linux』クラスタ用途に適する。 IBMによると、新サーバーの発売時期と価格は、8月15日に予定されている次期 Opteron の出荷に合わせて発表するという。 関連記事
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