japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2006年8月2日 12:30

電力消費効率化と次期『Opteron』で、サーバー市場優位を狙う IBM

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
IBM (NYSE:IBM) は1日、AMD (NYSE:AMD) の『Socket F』版あるいは『Revision F』版と呼ばれる次期『Opteron』プロセッサを搭載する、ブレードサーバー2機種と、ラックマウント型サーバー3機種を発表した。

今回の記者会見では、冷却技術を通じた電力管理が中心テーマとなった。データセンター内の機器が発する熱、すなわち消費電力の大きさは、企業の頭を悩ます問題となっている。消費電力の効率化問題を象徴するかのように、この日会見があったニューヨークには強烈な熱波が押し寄せ、気温が華氏100度 (摂氏約37.8度) 近くまで上昇した。

IBM は今回、電力管理および冷却に関する一連の技術『Cool Blue』についても発表した。Cool Blue は、コンピュータ利用環境用のシステム管理ツールとハードウェアからなり、システム単位、マウントラック単位、データセンター単位のレベルで、インフラにおける電力消費/管理/冷却の最適化を実現する。

新サーバーは、Cool Blue と性能を強化した Opteron により、既存システムよりも低いコストで高性能を提供する。

IBM はこうした取り組みにより、Opteron 搭載サーバーを手がける競合相手、Dell (NASDAQ:DELL) や Hewlett-Packard (NYSE:HPQ) そして Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) に対し、競争上の優位性を得たい考えだ。

IBM の『System x』サーバー担当ゼネラルマネージャ Susan Whitney 氏は、新サーバーについて、2003年に発売した同社の Opteron 搭載初代機よりも、性能が21%向上するとともに、メモリアクセス速度や I/O 速度も上がると述べた。

今回発表したブレードサーバー2機種は、金融サービスおよび高性能コンピューティング (HPC)/データベース向け2ウェイブレード『BladeCenter LS21』と、ERP/データマート(部署毎の必要に応じて抽出したデータ)/データウェアハウス/データベース/HPC クラスタといった目的の運用に適した、2ウェイ/4ウェイブレード『BladeCenter LS41』だ。

次に今回発表したラックマウントサーバー3機種だが、1つめは、中規模企業および大企業向けの科学用途演算処理サーバー『System x3755』だ。同製品は、気象シミュレーションや衝突試験分析に利用できる。

2機種目のラックマウントサーバー『System x3655』は、データベースや ERP、ビジネスインテリジェンス、IPTV、そしてビデオオンデマンド用途に適している。

3機種目の『System x3455』は、HPC ノード用という位置付けで、科学/技術コンピューティング、データベース、および『Linux』クラスタ用途に適する。

IBMによると、新サーバーの発売時期と価格は、8月15日に予定されている次期 Opteron の出荷に合わせて発表するという。

プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
厳選した九州のお野菜とお米をお届け
厳選した九州のお野菜とお米をお届け 野菜の木では、老舗料亭 沙羅の木が厳選した九州のお野菜とお米をお届けします。 毎週、隔週での定期のご購入も可能です。 入会費、年会費、送料、荷造手数料は無料です。
注目のトピックス
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.