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MS が8月の月例更新実施、予定通り『PowerPoint』の脆弱性にも対応Microsoft (NASDAQ:MSFT) は8日、8月の月例更新を実施し、12件の個別セキュリティ情報を公開した。
これらのうち深刻度が最も高い「緊急」のセキュリティ情報は9件で、残り3件は上から2番目の深刻度「重要」となっている。 「緊急」の深刻度を持つセキュリティ情報を一通り並べてみると、『Windows』OS におけるサーバーサービスの脆弱性に対応した「MS06-040」、『Winsock』と DNS クライアントの脆弱性を修正した「MS06-041」、Web ブラウザ『Internet Explorer』(IE) の累積更新「MS06-042」、『MHTML』(HTML コンテンツ要素集約形式) 処理の脆弱性対応「MS06-043」、『Microsoft Management Console』(MMC) の脆弱性修正「MS06-044」、『HTML Help』の脆弱性修正「MS06-046」、『Visual Basic for Applications』(VBA) の脆弱性修正「MS06-047」、『PowerPoint』の脆弱性に対応した「MS06-048」、そして最後が Windows カーネルの脆弱性を修正した「MS06-051」だ セキュリティ専門家によると、今回対応した脆弱性の内、Windows の中核コンポーネントに関するものは、すでに攻撃が公になっているという。 「緊急」の深刻度を持つセキュリティ情報から、いくつか取り上げてみよう。 セキュリティ会社 eEye Digital Security のリサーチマネージャ Steve Mansuik 氏は、MS06-040 が重要だと語る。なぜなら、Windows に存在するサーバーサービスの脆弱性は、『Windows XP』『Windows Server 2003』『Windows 2000』で運用しているシステムの乗っ取りを許しかねないからだ。 また MS06-048 は、すでに存在が明らかになっていた PowerPoint の脆弱性に対応したものだ。 今回公開した MS06-048 は、『Microsoft Office』に関する過去の修正を含んでおり、7月の月例更新で公開した「MS06-038」を置き換える。 MS06-048 で新たに対応した PowerPoint の脆弱性は、『PowerPoint 2000』『PowerPoint 2002』『PowerPoint 2003』に影響する。また『Mac OS』用の『PowerPoint 2004 for Mac』および『PowerPoint v. X for Mac』にも、同脆弱性に対応した修正プログラムが出ている。 そして MS06-043 は、MHTML 処理の問題によって、攻撃者に遠隔的なコード実行を許しかねない脆弱性を修正したものだ。MHTML とは、メールのファイル添付メカニズムを利用し、画像など HTML コンテンツ表示に必要な複数の要素をまとめる形式だ。この脆弱性の影響を受けるソフトウェアは、『Windows XP Professional x64 Edition』『Windows XP SP2』『Windows Server 2003』上の『Outlook Express 6』となっている。 関連記事 最新トップニュース
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