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2006年8月11日 11:30

Intel、『965 Express Chipset』用オープンソースドライバをリリース

ドライバのオープンソース化は、『Linux』ディストリビューションにとって長いこと頭の痛い問題だった。特にビデオ関連のドライバは、大部分がまだプロプライエタリのままだ。

そんな状況が、Intel (NASDAQ:INTC) のおかげで変わりそうだ。

Intel の開発担当者 Keith Packard 氏は9日夜、グラフィックスコントローラ『Intel 965 Express Chipset』用のオープンソース ソフトウェアドライバを直ちに供用開始すると発表した。

このソフトウェアドライバは、2D および 3D の両方に対応している。

Linux におけるグラフィックス環境といえば、Novell (NASDAQ:NOVL) が2月に新グラフィックス サブシステム『Xgl』(X over OpenGL) を公開している。また、同社は7月に企業向け『SUSE Linux』の新版を発売したばかりであり、Intel のこの動きは時宜に適っている。

Packard 氏は、「今回オープンソース ソフトウェアドライバを公開したのは、Intel が自社製ハードウェア用の無料ソフトウェアドライバ開発を積極的に進めているという姿勢をはっきりと示すためだ」と述べている。「この新技術向けのドライバをオープンソース化することで、Intel はオープンソースコミュニティに協力し、進化を続けるオープンソース 3D グラフィックスの実験や開発を可能にする」

Linux のような無料のオープンソース OS にとって、プロプライエタリなドライバを同梱することは法的にも倫理的にも問題があった。

Packard 氏は自身のメーリングリストの中で、今回発表したドライバは最初のバージョンであり、実運用レベルに持っていくにはまだテストとバグ修正が必要だと指摘している。

Intel にとって最大のライバルである AMD がこの動きに追随するかどうかは明らかではない。

AMD の広報担当者からのコメントは得られていない。

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