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『Linux』をリアルタイム OS 化する取り組みが本格化リアルタイム OS の試みはこれまで、OS 開発の主流から離れたところで行なわれてきた。
『Linux』のリアルタイム性を高めようと、これまでさまざまな努力が積み重ねられてきたが、その甲斐あって、近いうちに真のリアルタイム OS と呼べる Linux が誕生しそうだ。 リアルタイム OS は応答時間が短く、非リアルタイム OS にはない、応答時間を保証された処理を特徴としている。 軍事や医療など、特定の分野で使われる組み込み型アプリケーションや制御システムには、しばしばリアルタイム性が要求される。 組み込み型 Linux を開発している MontaVista Software は2004年10月、Linux のリアルタイム性を高めるための取組みに着手した。 そして同社は2005年8月に、リアルタイム Linux の課題を克服したと発表している。 MontaVista の成果はオープンソース化され、Red Hat (NASDAQ:RHAT) の Ingo Molnar 氏がメンテナンスを引き継いでいる。Molnar 氏の管理するプロジェクトは数々のパッチを開発しており、これらが完成すれば標準 Linux カーネルに完全なリアルタイム性が加わることになる。 MontaVista のリアルタイム担当開発者 Sven-Thorsten Dietrich 氏によると、今後1年半で、主流の Linux カーネルにリアルタイム機能が組み込まれていくという。『カーネル2.6.19』を対象に、高分解能タイマーの組み込みが予定されている。 その次の『カーネル2.6.20』にはコンテキストでの割り込みスレッドの実行が、そして『カーネル2.6.22』が出るころには、リアルタイム関連のパッチがすべて統合される見込みだという。 関連記事
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