![]() ![]() ![]() ![]() 『GPLv3』を Linux カーネル開発者らが拒絶この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20060926/11.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
今年1月、Free Software Foundation がオープンソース ライセンス『GNU 一般公的使用許諾契約』(GPL) の改訂版『GPL Version 3』(GPLv3) のドラフト第1版を公開して以来、Linux の生みの親 Linus Torvalds 氏はこれに否定的な立場を取っている。
ドラフト第1版公開から9か月が経ち、先ごろドラフト第2版も出たが、Torvalds 氏は依然として立場を変えておらず、反対者はほかにも出ている。 Linux カーネル開発の主要人物たちもまた、ドラフト段階にある GPLv3 に反対の立場を表明している。現行版で不都合がないのなら改定する必要はない、というのが彼らの主張だ。 カーネル開発者たちは、声明文で次のように GPLv3 への立場を表明している。「GPLv2 は長きにわたって大いにわれわれの役に立ってきた。また、GPLv2 は Linux を今日の成功へと導いてきた開発契約の基盤にもなっている。これらのことから、発覚した問題を直すためのバグ修正や、差し迫った危険に対処するためのアップデート以外、われわれは同ライセンスに手を加える方向で検討を行なうことに非常に消極的だ」 「GPLv2 は、差し止め命令や法廷闘争などの問題においても顕著な成功を収めており、その歴史上、今回のような改訂の根拠となるような重大な欠陥は見つかっていない」 この声明文には、Linux カーネル開発者の James E.J. Bottomley 氏、Mauro Carvalho Chehab 氏、Thomas Gleixner 氏、Christoph Hellwig 氏、Dave Jones 氏、Greg Kroah-Hartman 氏、Tony Luck 氏、Andrew Morton 氏、Trond Myklebust 氏、David Woodhouse 氏が署名を行なっている。 Linux カーネル関連で同声明文に署名しなかった人物のうち、最も著名で目立つ立場にあるのは Torvalds 氏だ。しかし、それは同氏が GPLv3 賛成派に回ったということではなく、同ライセンスへの反対表明を別の方法で行なっているからにすぎない。 Torvalds 氏はあるメーリングリストに次のように書き込んでいる。「Bottomley 氏が提示し (その他の開発者が署名した) GPLv3 への反対声明に署名しなかった理由の1つは、数週間前、全く別の文書を作成するために署名を行なったことにある。その文書では、私が GPLv3 を嫌う理由よりも、GPLv2 が優れていると考える理由により焦点を当てる」 |