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IBM、イラク駐留米軍に音声自動翻訳システムを納入IBM (NYSE:IBM) は12日、イラク駐留米軍向けの双方向の音声自動翻訳システム納入を発表した。
これにより、米軍関係者とイラクの民間人および軍人との間のコミュニケーションが改善し、双方の人命が救われることになるのは明らかだ。 米軍は、Panasonic 製ノートパソコン『Toughbook』に、IBM の音声自動翻訳システム『Multilingual Automatic Speech-to-Speech Translator』(MASTOR) を導入して利用する。 米軍は同システムを、イラク治安部隊のメンバーと交わす軍事および医療関連の会話や、イラク民間人との日常的なやりとりを容易にするために用いる。 また、軍関係者のイラク配備に備えた米国内訓練でも、MASTOR を活用する。 IBM Research の音声認識および音声解釈グループマネージャ Yuqing Gao 氏は、取材に対し次のように述べた。「これは武器ではない。世界は分断されており、多くの摩擦を抱えているが、その多くは言語障壁に原因がある。研究という立場から見て、われわれの使命は、人々のコミュニケーションを支援することだと思う」 MASTOR の目標は、たとえ話し手や音声認識システムが多少の間違いを犯しても、言葉の意味を正しく汲み取って伝えることだ。 MASTOR は現在、英語とアラビア語 (イラク方言)、英語と現代標準アラビア語、英語と北京語の双方向翻訳に対応している。利用可能な言語はさらに増える予定だ。 IBM は当面の間、MASTOR を一部の顧客のみに提供する。だが同社広報によると、公共組織や民間企業において、翻訳技術の需要が高い市場機会を模索する意向という。 関連記事 関連テーマ
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