韓国 Sontec が、TI の UHF 帯 IC タグ「Gen2シリコン」を採用テキサス・インスツルメンツ(TI)は、2006年10月11日、同社の UHF 帯 IC タグ用 RFID チップ「Gen2シリコン」が、韓国 Sontec 社に採用されたことを発表した。
Sontec は、RFID コンポーネントおよびミドルウェアの開発と製造を行う韓国の企業。同社は TI の「Gen2シリコン」を使い、さまざまな形状のメタルマウント IC タグ製品と対応する RFID トランポンダ製品を開発した。これによって家電や電子機器など、原材料に金属を多用した製品を、IC タグで管理できるようになった。 TI では Sontec への「Gen2シリコン」チップの一部納入を開始した。納入予定は計1,000万個で、2007年第1四半期に完納の見込み。 Sontec では、RFID タグおよびトランスポンダ製品を、主にアジア地域の白物家電メーカーおよび電子機器メーカーに向けて販売する予定。これらメーカーで製造された家電製品などは、日本や米国など世界各国の小売市場に流通する予定であるという。 家電製品等への UHF 帯 IC タグの使用する場合、発信した無線波が製品の原材料である金属に反射されたり、金属が放出する渦電流で微弱化されたりするという現象が生じる。 IC タグを使用する流通現場においては、通常、約3〜9メートルの読み取り範囲を必要とするが、これら金属による影響が読み取り範囲を狭めるため、普及に向けた課題となっていた。 Sontec の RFID トランスポンダの新製品は、読み取り精度が高く、家電、電子機器、その他原材料に金属を多用した製品全般のサプライチェーン・マネジメントの最適化を促す。 TI は2006年8月から EPCglobal 準拠の UHF 帯 IC タグ用 RFID チップ「Gen2シリコン」の量産出荷を開始している。同製品はウェハ、ストラップおよびフォームファクタの三種の形状で提供されている。 また、アナログプロセスとしては最先端の 130nm プロセスで製造され、RF 信号のやりとりに要する電流をより効率的に変換するためのショットキーダイオードを組み込んでおり、低消費電力ながらチップの読み込み精度が高めることに成功している。 関連記事 最新トップニュース
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