Eugrid、既存 PC をリアルタイムにシンクライアント化Security Solution 2006 が10月18日から20日まで東京ビッグサイトで開催された。Eugrid は最終日の20日、「既存 PC で実現、擬似シンクライアントで低コストセキュリティ」と題するワークショップを実施。今年9月に販売開始したばかりの「Eugrid Secure Client V1.0」を紹介した。
Eugrid が提供しているのは、既存 PC をシンクライアント化するソフトウェアで、“ローカルブート型シンクライアント”といわれるものだ。 一般的にシンクライアントとは、一台の PC がもつ4つの機能、「データ保存機能」、「OS・アプリケーション」、「プログラム実行機能」、「表示・入力機能」を分離してネットワーク上で結び付けるもので、ネットワークが不可欠となる。 Eugrid のローカルブート型では、センター側でデータのみを管理するため、高価なサーバーは必要なく、ファイルサーバーだけが必要となる。クライアント PC の OS、アプリケーションを使うため、ネットワークの負荷が大きくなることもなく、広帯域のネットワークを新たに張りめぐらせる必要もない。
クライアント側とサーバー側に Eugrid Secure Client V1.0 のソフトウェアをインストールするだけで、既存 PC をリアルタイムにシンクライアント化することができる。これによって、クライアント上のユーザーデータと環境設定情報がサーバー側に強制的にリダイレクトされる。たとえば、クライアント上で「マイ ドキュメント」に文書を保存すると、実際にはサーバー上に保存されるといった具合だ。 管理者は、クライアントで実行できるアプリケーションや利用できる外部メディア、ユーザーのインターフェイスなどを制限することができる。また、Active Directory と連携させることで、ディレクトリ上のユーザー情報をもとに、各ユーザーの権限を設定できる。
社外からのアクセスには、“モバイル情報金庫”と呼ばれる USB やポータブルストレージ、フラッシュメモリやハードディスクを使う。ファイルサーバーにあるユーザーの業務情報や利用上の制約情報をいったんモバイル情報金庫におろし、そのモバイル情報金庫のデータにユーザーはアクセスする。いわば、オフラインでファイルサーバーにアクセスするというわけだ。モバイル情報金庫は、万一紛失しても、正当なユーザーでなければ、強制的にフォーマットを実行する画面が表示されるようになっている。 動作環境は、クライアントが Windows 2000 SP4以降、XP SP2以降、サーバーが Windows 2000 Server/Windows Server 2003。 Eugrid では、将来的に携帯電話との連携も考えているという。 最新トップニュース
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