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『Firefox 2.0』正式版登場、『IE 7』と共に役者そろい踏みMozilla Corporation は24日、Web ブラウザ『Firefox 2.0』の正式版を公開した。同社は、非営利団体 Mozilla Foundation の完全子会社で、Mozilla 製品の普及促進とマーケティングを担当する営利組織だ。
ブラウザ市場で競合する Microsoft (NASDAQ:MSFT) も、18日に『Internet Explorer 7』(IE 7) の正式版をリリースしている。 Web ブラウザ市場の覇権争いを振り返ると、1990年代に起きた Microsoft 対 Netscape という構図の第1次ブラウザ戦争で、一旦は Microsoft が勝利を収めた。以来大きな変化がなかった IE に対し、いみじくも Netscape との関係が深い Mozilla の Firefox が台頭し、第2次ブラウザ戦争といえる状態が続いている。 今回、IE 7 と Firefox 2.0 という新版ブラウザがそろい踏みしたことで、第2次ブラウザ戦争の新たな幕が開けた。 Mozilla は、3月の Firefox 2.0 第1アルファ版以来、合計でアルファ版3回、ベータ版2回、リリース候補版3回という開発版のリリースを重ねてきた。こうした開発作業の成果が、Firefox 2.0 の正式版だ。 従来版の『Firefox 1.5』系列と比較すると、Firefox 2.0 ではいくつもの新機能、新しいデザイン、安定性とパフォーマンスの改善などを盛り込んでいる。Firefox 1.5 系列は、およそ1年前に初版が公開となっており、さらにその前の『Firefox 1.0』系列は、2004年に初版が登場している。 Mozilla Corporation のエンジニアリング担当副社長 Mike Schroepfer 氏は取材に対し、「Firefox 2.0 全般で力を入れたのは、人々が Firefox について気に入っている点を捉え、それらを強化すると同時に、プラットフォーム全体の質を高めることだ」と述べた。 その中でもユーザーが実感しやすい最大の改善点は、ブラウザの安定性とパフォーマンスだ。Schroepfer 氏によると非常に改善したという。 さて、IE との競合関係に話を戻すと、Firefox がこれまでに実装してきた様々な機能は、IE に対する差異化要素として有効だったが、IE 7 の登場で両者の差は縮まった。 「Microsoft は Firefox の機能を数多く真似たが、これはいいことだ」と Schroepfer 氏は語り、次のように述べている。 「何より私は、Microsoft が競争の世界に戻ってきたことを喜んでいる。彼らはブラウザ市場において5年間の休止期間に入り、メンテナンスを重ねるのみで、Web における生産性と革新性に大きく歯止めをかけていたからだ」 関連記事 最新トップニュース
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