Webテクノロジー2006年10月27日 11:40
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『Windows Vista』のカーネル保護機能は回避可能?

この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20061027/11.html
著者:Ed Sutherland
海外internet.com発の記事
Microsoft (NASDAQ:MSFT) の次期 OS『Windows Vista』が備えるカーネル保護機能『PatchGuard』を巡り、セキュリティ業界が反発している。そんな中、オンデマンド型のセキュリティ ソリューション会社 Authentium が、PatchGuard を回避する手段を見つけたと発表した。

Microsoft は、Vista カーネルにアクセスする正規の手段として API を追加提供する予定だが、Authentium によれば、それまで待ってはいられないという。

McAfee (NYSE:MFE) や Symantec (NASDAQ:SYMC) といったセキュリティ製品ベンダーと Microsoft は、Vista におけるサードパーティ製セキュリティ製品運用について、長い間対立しあっている。

セキュリティ製品業界側は、Microsoft が Vista カーネルに対するアクセス方法の提供を意図的に遅らせており、同社のセキュリティ製品に不当な形で優位性を与えることになると考えている。

PatchGuard とは、Windows カーネルに対する不正アクセスを防ぐための機能で、異常なアクセスを検知すると、システムを停止してブルースクリーンを表示する。

Authntium によると、PatchGuard を回避することで、Microsoft がサードパーティに十分なカーネルアクセス手段を提供する前に、ファイヤーウォールやウイルス対策などを含む Authntium のセキュリティ プラットフォームを、Vista で利用できるという。

Microsoft は、セキュリティ業界と協力して、Vista カーネルにアクセスする正式な手段を提供すると述べているが、実現には数か月を要する可能性があり、そのような遅延は看過できないというのが Authentium の弁だ。

Microsoft の広報担当者は取材に対し、PatchGuard は「何かを確実に仕留めるものではなく、むしろ Vista の安全性を高めるための、緻密な防御策の一部だ」と述べた。

同社によると、カーネル保護機能を回避する方法については既に承知しており、Vista の現行ビルドで修正を施したため、現時点で回避方法は存在しないという。

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