シリコンバレーは宇宙を目指す何か使い道はないかと持て余すお金を、数百万ドルほど余分に持っていないだろうか。ほとんどの人にそんな余裕はないが、シリコンバレーの成功者の多くは、ちょっとばかり余った大金で宇宙旅行を手にしている。
今や宇宙旅行も、まるで行列のできた遊園地のアトラクションにも似た様相を見せている。ハイテク業界の成功者が1人宇宙から地上に帰還すると、次の成功者が打ち上げ準備に入るという状況だ。 かつて Microsoft (NASDAQ:MSFT) で『Word』および『Excel』の設計を手がけ、2002年に同社を去った億万長者 Charles Simonyi 氏は、来年3月9日に地球を巡る国際宇宙ステーション (ISS) へ向けて飛び立つ準備を進めている。 ロシアの宇宙船『Soyuz』による ISS 往復 (短期滞在を含む) という8日間の旅に、Simonyi 氏が支払う費用は、2000万ドルから2500万ドルとみられる。 コンピュータオタクの例にもれず、Simonyi 氏は軌道上から Blog に記事を書き込む計画だ。 Simonyi 氏は10月中に、モスクワの『Yuri Gagarin 宇宙飛行士訓練センター』で訓練を開始する。ISS 滞在旅行といえば、9月に Anousheh Ansari 氏が行ったばかりだ。Ansari 氏の名前は、2004年に開催した優勝賞金1000万ドルの宇宙往還 (高高度の弾道飛行) レース『Ansari X PRIZE』を後援したことで、一躍有名になった。 同賞金レースを主催した X PRIZE Foundation は、現在民間資本による月面着陸技術開発レースを行なっており、先の『Wirefly X PRIZE Cup 2006』において同開発レースを開催した。 X PRIZE に話を戻すと、同賞金レースで優勝した宇宙船『SpaceShipOne』の開発に資金提供したのが、Microsoft の共同創設者で億万長者の Paul Allen 氏と、Virgin Group の Richard Branson 氏だ。 Allen 氏と Branson 氏は、SpaceShipOne 後継機を使う宇宙旅行会社 Virgin Galactic を創設し、現在高高度の弾道飛行 (宇宙) 旅行の受け付けを開始している。 宇宙を夢見るシリコンバレーの有名人は、ほかにも存在する。Eコマース最大手 Amazon.com の創設者で、会長兼 CEO を務める Jeff Bezos 氏も、自ら航空宇宙開発会社 Blue Origin を立ち上げ、高高度の有人弾道飛行を計画中だ。 関連記事 最新トップニュース
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