フリースケール、車載向け MCU のラインアップを強化フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、2006年11月8日、自動車分野向けマイクロコントローラ(MCU)新製品2種類「MC9S12XHZ512」および「MPC5561」と2つの新 MCU ファミリ「MC9S12XS」ファミリおよび「MPC5510」ファミリを発表した。
「MC9S12XHZ512」は、コプロセッサ XGATE と車載計器クラスタ向け TFT ディスプレイドライバを搭載した 16bit MCU。計器クラスタの設計を簡素化し、かつては高級車に限定されていた車載向け TFT ディスプレイの実装コストを削減できる。 TFT ドライバを集積していない標準 MCU を使用した場合と比較して、システムコストを2〜4ドル(USD)削減できるため、入門クラスの自動車でも、ダッシュボードに高品質なグラフィックディスプレイを迅速に実装できる。 MC9S12XHZ512 は、Freescale の XGATE コプロセッサモジュールを統合し、S12 ファミリの機能統合を発展させている。 XGATE モジュールは、RISC アーキテクチャとC言語によるプログラミングにより、メイン CPU から独立したプロセッサとして機能する。2004年に発表された S12X アーキテクチャは、XGATE コプロセッサにより、独立したプロセッサの追加に伴うコストや複雑化に煩わされることなく高い性能を実現できる。 「MC9S12XS」ファミリ6製品は、設計の柔軟性とプラットフォームの互換性に対するニーズに応える、ローエンドの車載ボディ制御アプリケーションに適した 16bit MCU ファミリ。 アプリケーションのニーズに合わせて、メモリ、パッケージ、コストを最適に組み合わせることが可能だ。シートコントローラ、ヒートベンチレーション/エアコン(HVAC)制御モジュール、ステアリング ホイール コントローラ、サンルーフなどに適している。 また、小型 QFN パッケージ(7mm×7mm)の製品は、小型アクチュエータ、センサ モジュール、コラム内蔵モジュールなど、スペースが制限されたアプリケーションに向いている。 「MPC5561」は、自動車セーフティ機能に対する市場ニーズに応える、衝突防止システムに適した Power Architecture テクノロジベースの 32bit MCU。 車間距離制御、ブラインドスポット検知、駐車支援システム、およびアクティブライトなど、イメージセンサとレーダ技術を応用したドライバ アシスト システムに対応する。 高性能の信号処理能力と高速イメージ センサ インタフェースや FlexRay ネットワークコントローラなど、多くのインタフェイスやペリフェラルを搭載している。 「MPC5510」ファミリ2製品は、Power Architecture テクノロジに基づいたシングルコアと 80MHz のデュアルコアからなるファミリで、車載向け 32bit MCU としてデュアルコアアーキテクチャを採用。 FlexRay、CAN(controller area network)、LIN(local interconnect network)プロトコルと、広範な通信機能をサポートする。 ボディ制御モジュール(BCM)、FlexRay/CAN/LIN ネットワークをリンクするゲートウェイ、計器クラスタコントローラ、センタ ディスプレイ コントローラ、スマート ジャンクション ボックスなどハイエンドボディ制御アプリケーションに適している。 MC9S12XHZ512 MCU および MC9S12XHZ512EVB 評価ボードは、すでにサンプル出荷が開始されている。 MC9S12XS ファミリのサンプル出荷は2007年の第3四半期の予定。9S12XS ファミリの先行開発を可能にする 9S12XE 評価ボードおよび関連資料はすでに提供されている。 MPC5561 のサンプル出荷の開始と、MPC5561EVB 評価ボードの提供は2007年の第1四半期の予定。 MPC5510 ファミリのサンプル出荷も2007年の第1四半期の予定。評価ボード/デバッグ インタフェース搭載スタータキットは、2007年4月の出荷予定だ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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