日本 TI、ドルビーデジタル Compatible Output 搭載 Aureus DSP 発売日本テキサス・インスツルメンツ(日本 TI)は、2006年11月8日、同社のオーディオ DSP プラットフォーム「Aureus」ファミリの最新版「TMS320DA710」と「TMS320DA708」を発表した。
これらの新 DSP は、新たにドルビーデジタル Compatible Output テクノロジーを搭載し、高速なメモリインターフェイスを備え、演算性能も大幅に強化されたもの。 HD DVD やBlu-ray などの次世代 DVD の再生において、ドルビーデジタルで圧縮されたサラウンド サウンドを実現しつつ、S/PDIF や光学系などのデジタルオーディオ入力系統を備えたドルビーデジタル対応オーディオ/ビデオレシーバ全般との互換性も確保している。 「DA710」と「DA708」の対象アプリケーションは、単品オーディオ、ビデオ、HD テレビ、家庭用メディアサーバー、車載オーディオ、デジタルオーディオ対応ミニコンポ、次世代 DVD プレーヤーなど、マルチチャネルでのデコード処理と高速エンコード処理を必要とする AV 製品全般。 「DA710」と「DA708」をはじめとする TI の Aureus ファミリは、次世代 DVD プレーヤーにおけるオーディオのミキシングと再エンコードなど、最新の各種アプリケーションでの使用に適している。 ミキシング機能は、デュアル オーディオ ストリームをサポートする次世代型光学ディスクプレーヤーで必要となる機能。 たとえば映画のサウンドトラックの場合、もともとのサウンドトラック(プライマリ・オーディオ・ストリーム)に、インターネット経由でダウンロードした制作現場のコメント、広告コンテンツなど(セカンダリ・オーディオ・ストリーム)をミックスするといった新しい使い方が実現する。 「DA7xx」DSP は、サンプリングレートが異なる場合でもプライマリ・ストリームとセカンダリ・ストリームのミキシングが行えるだけでなく、さらに画面上で操作できる「ボタン・サウンド」のための第3のオーディオストリームとのミキシングも可能。 ミキシング以外にも、ヴァーチャルサラウンドやヘッドホンサラウンドなど、さまざまな音響効果を追加できる。 また、SDRAM のアクセススピードは最大で 133MHz まで対応、プロセッサのスピードも「DA710」では 300MHz と 275MHz、「DA708」では 266MHz を達成。外部メモリアクセスの高速化で、遅延バッファの処理レイテンシを低く抑えることができ、コーデックパフォーマンスとオーディオ品質が総合的に向上、残響や仮想化などのエフェクトもスムーズに実現する。 新製品はすでにドルビーデジタル Compatible Output の認証取得を完了しており、2006年11月8日より販売される。 「DA710」は、256ピンの BGA パッケージで提供され、1万個以上受注時の単価は、300MHz モデルが参考価格で21.63ドル、275MHz モデルが同じく16.05ドル。266MHz 動作の「DA708」は RFP パッケージで提供され、1万個以上受注時の単価は参考価格で13.52ドル。 なお「DA710」と「DA708」では特に車載アプリケーション用として、動作温度範囲を広げ、Q100 認証を取得したモデルも提供される。車載アプリケーション用「DA710」は 275MHz 動作、同「DA708」は 250MHz 動作。 関連記事 最新トップニュース
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