CRI・ミドルウェア、ニンテンドー DS 専用の高音質ミドルウェア発表CRI・ミドルウェアは、2006年11月8日、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー DS」専用の高音質サウンド再生システム「救声主 for NINTENDO DS」の提供を開始すると発表した。
ニンテンドー DS 向けタイトルの充実化に伴い、より音質にこだわったタイトルや長時間の音声を収録したタイトルの制作を望む声が開発者の間で多くなっているが、DS 専用カードの容量の制限、音声合成技術ではセリフが聞き取りにくい、といった問題がある。 高音質サウンド再生システム「救声主」は、これらの問題を解決する新しいミドルウェア製品。 「救声主」は、最長9時間もの音声を 512Mbit の DS 専用カードの ROM 内に収録できる。ADPCM よりも高音質で約3倍の音声を収録できる。「救声主」を使用すれば、音声合成技術に頼らずに、高音質の音声を大量にゲームに収録できる。 セリフ再生に特化した独自音声コーデックを採用することにより、データサイズを抑えつつ高音質を維持することに成功。デコード時にもリアルタイムに補間処理を行うことで、DS 特有の金属的なノイズを軽減し、音質劣化の起こりやすい女性の声も忠実に再現する。 圧縮効率が高く、音声データを最高1/10に圧縮可能で、ゲームデータをより小さな容量の DS 専用カードに収めることができる。例えば、ゲームデータが 256Mbit を若干超過しているために、やむなく 512Mbit の DS 専用カードを使用しているようなケースでは、「救声主」を使うことで、256Mbit の DS 専用カードでの製品化が可能となる。 また、BGM や効果音、セリフなどの複数の音声を同時に再生するための「マルチストリーミング再生機能」や、ゲームサウンドには不可欠な「ループ再生機能」、シネマティックな演出を可能にする「フェード再生機能」を搭載する。 シンプルで分かりやすいエンコードツールと関数インターフェイスも特徴で、「救声主」導入から実機上で実際に音を再生するまで、初めての開発者でも30分とかからないという。1つだけの関数で、DS 専用カードの ROM 上の音声データを簡単に再生できる。 関連記事 最新トップニュース
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