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『RHEL 5』から『Mono』を外した Red Hat、その理由は?Red Hat (NASDAQ:RHAT) の次期『Linux』ディストリビューション『Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5』には、新しいプログラムや革新的な技術が数多く盛り込まれる見通しだ。しかしそこには、Novell (NASDAQ:NOVL) が支援する『Mono』プロジェクトの名前が見当たらない。
Mono は Microsoft (NASDAQ:MSFT) の『.NET Framework』をオープンソースとして実装するプロジェクトだ。先ごろリリースした最新版の Mono 1.2 では、『Windows』ベースの .NET アプリケーションを『Linux』に移植する作業が、従来より容易になった。 Novell の『SUSE Linux』には Mono が入っており、ほかにも Mono を同梱する Linux ディストリビューションは存在する。Red Hat 主導の『Fedora Core 6』もその1つだ。 先ごろ Novell が Microsoft と結んだ提携に伴い、Mono は特許関連条件の対象になった。一方開発者たちは、Mono が特許対象物ではないと主張しており、そのままであることを切に願っている。 そして Red Hat は、先ごろリリースした RHEL 5 の第2ベータ版に、Mono を入れなかった。 これは偶然だろうか? Microsoft の CEO (最高経営責任者) Steve Ballmer 氏は、Novell との提携を発表する記者会見の席上で、特許に関する取り決めはあくまでも Novell だけと結んだものであり、他者は依然として特許権侵害により責任を負う恐れがあると、Linux コミュニティに対して警告した。 Red Hat が RHEL 5 に Mono を取り入れなかったのは、上述の発言が影響したように思われるが、同社はその理由として、Microsoft と Novell の提携を挙げていない。 RHEL 製品マーケティングディレクタの Joel Berman 氏は、取材に対して「先日の Microsoft と Novell の提携に伴って行なったことは何もない」と語った。 同氏によれば、Mono を取り入れるかどうかに関する議論は、両社の提携発表以前から行なっていたという。 Berman 氏は RHEL 5 に Mono を含めなかった理由として、法的な危険性ではなく、Mono の技術的な限界を挙げた。 さらに同氏は、次のように述べている。「Web サービスについては、Java を利用する方が優れていると思う。JBoss の買収により、われわれの Java に対する関与は明確に強まった」 関連記事
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