DNP、衝撃に反応して映像を記録する、車載向け MPEG-4 カメラボード大日本印刷(DNP)は、2006年12月4日、衝撃に反応して、その前後の映像を自動的に記録できる車載カメラ向け組込用 MPEG-4 カメラボード「CB4200B」を開発し、2007年1月より販売を開始すると発表した。
自動車交通事故の原因究明は、当事者の話と目撃証言だけに頼っていたるため検証に多くの時間がかかる。そのため、目撃者に代わり、事故の前後を画像として記録する車載カメラを搭載する車が、タクシーやトラックなど業務用途を中心に増えているという。 DNP は、ネットワークカメラに対応した組込用 MPEG-4 小型カメラボードを販売してきたが、今回、需要の拡大が見込まれる車載カメラ向け製品を開発した。 CB4200B は、65mm×75mm の小型ボードの上に、MPEG-4 モジュールと画像補正 IC、加速度センサー、SD カードソケット、NTSC カメラインターフェースなどを実装したもの。 追突や衝突、急ブレーキ、急ハンドルなどの衝撃が加わると、加速度センサーが反応し、反応前にさかのぼって映像・音声を最大35秒間記録する。入力された映像と音声は MPEG-4 フォーマットに圧縮され、SD カードに保存される。 夜間や逆光などの悪条件下でも、IC が画像を補正し、視認性の高い映像として記録できる。 DNP は、電機メーカー、カメラメーカー、自動車用品メーカーなどに CB4200B の販売を行うとともに、車載カメラメーカーを通じて自動車メーカー向けの製品開発を進めていくとしている。 CB4200B は、小口対応から顧客の要望に合わせたカスタマイズ品まで、各種用途に向けた販売を行い、関連製品を合わせて2007年度に約3億円の売り上げを見込んでいる。また、サンプル価格は8万円の予定。 また、SD カードに記録した映像を外部ディスプレイで再生表示することが可能であり、電子 POP などの映像システムへの利用も進めていくという。 今後は、データ暗号処理を通じて記録データの認証、改ざん防止などの機能開発を進め、より安全で安心な映像情報システムの展開を目指す。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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