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『openSUSE 10.2』の正式版登場

Sean Michael Kerner
 
 
Novell (NASDAQ:NOVL) が後援するオープンソース OS 開発プロジェクト openSUSE は7日、最新『Linux』ディストリビューション『openSUSE 10.2』の正式版を公開した。しかし、新版のリリースに関して、Novell から公式の発表はなかった。

openSUSE 10.2 では Linux カーネルを含め、ほぼすべてのコアパッケージをアップグレードしている。最新版は、『Linux カーネル 2.6.18.2』『Firefox 2.0』、そしてデスクトップ環境として『GNOME』および『KDE』それぞれの新版を含む。

また openSUSE 10.2 から、これまでの『ReiserFS』に代わって『ext3』がデフォルトのファイルシステムとなった。先ごろ公開となった『Linux カーネル 2.6.19』は、ext3 の後継版『ext4』を実装している。

最新版では、新たな更新通知アプレット『opensuse-update』およびコンソールアプリケーション『zipper』を実装し、パッケージ管理機能も強化した。

今回の更新は、従来版『SUSE Linux 10.1』のリリースから約7か月ぶりの新版公開となった。openSUSE は年に2回というのが通常の更新ペースで、Novell の企業向け Linux ディストリビューション『SUSE Linux Enterprise』(最新版はバージョン10) よりも開発ペースが速い。SUSE Linux Enterprise のリリース サイクルは、通常1年半に1回だ。

開発者にとって朗報と言うべきは、先ごろ Novell と Microsoft (NASDAQ:MSFT) が交わした特許の相互提供に関する提携により、Microsoft が特許侵害と疑う点について訴訟を受ける心配がなくなったことだ。

しかし、openSUSE の開発者らは先だって行なったオンライン ディスカッションの中で、この提携が彼ら自身を保護するのに十分ではないと述べている。

Novell でオープンソースに関する技術および戦略最高責任者を務める Nat Friedman 氏は、個々の開発者を保護できるよう契約内容の変更を検討中と示唆した。
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