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Microsoft、ロボット開発キットを正式リリースMicrosoft (NASDAQ:MSFT) が新たな市場に参入した。それはロボット工学市場だ。同社によると、ロボット工学市場は標準や統一性が欠けていたため、発展が遅れていたという。
ロボット技術は、自動車の組み立てなど幅広い分野で長年の歴史がある。最近では、iRobot の床掃除ロボット『Roomba』などのように家電製品にも進出している。 Microsoft のロボット工学グループ ゼネラルマネージャ Tandy Trower 氏によると、ロボット工学のさらなる利用拡大を実現するにあたっての課題は、かつてのパソコン業界が持っていた問題と同じだという。つまり、共通のプラットフォームや開発環境が存在せず、プロジェクトを跨いで再利用できるものが何も無いという点だ。 Microsoft は12日、この数か月間ベータテストを行なってきた開発キット『Microsoft Robotics Studio』(MRS) を正式にリリースした。MRS は、さまざまなロボットを制御するランタイム、『C#』『Visual Basic』『Python』で開発するためのツール群、そして各種サービスとサンプルコードを含む。非商業目的の場合は、無料で利用できる。商用ライセンスは399ドルからとなっている。 Trower 氏は取材に対し、次のように述べた。「この (ロボット工学) コミュニティには、ハードウェアの分断化問題を解決し、プロジェクトを再利用可能なものにする優れたソフトウェア基盤が必要だ」 MRS の開発ツールは、『Universal Modeling Language』(UML) 用ツールと同様の視覚的な設計ツールをベースにしており、オブジェクト間を線で結んだチャートでアプリケーションの流れや機能を記述する。 構造記述を終え設定を行なうと、コードが出来上がる。わずかな部分を除き、手作業でコードを書く必要はほとんど無い。「(ロボット工学を) 多くの人々に開放しようとするなら、それを多くの人々が使えるようにする必要がある」と Trower 氏は述べた。 関連記事
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