数々のソフトウェアのバンドルが競合相手の批判の的になっている、肥大した『Windows』OS のイメージが払拭されようとしているのだろうか? Microsoft (NASDAQ:MSFT) は、こんな可能性については口を閉ざしているが、調査会社 Gartner は『Windows Vista』が Windows OS 最後のメジャーリリースとなると予測している。
Windows は2009年までに、よりモジュール的なものになるだろうとGartner は説明する。つまり、メジャーリリースではなくインクリメンタルなアップグレードを提供し、アプリケーションを OS にバンドルするのではなく、オプションとして提供することになるというわけだ。
Vista のソースコードは5000万行にもおよび、肥大を続ける一方だった Windows にとっての転換点になると、Gartner のアナリスト Brian Gammage 氏は指摘している。「Windows はリリースごとに大きくなっている」と同氏は語った。
しかし、Microsoft にとってさらに差し迫った問題は、リリースからリリースまでの時間が長くなってきているということだ。『Windows XP Service Pack 3 (SP3)』のリリースも遅れが発表され、Vista についても開発からリリースまで5年を要した。ユーザーと Microsoft の両方にとって長すぎる期間だと、Gartner は説明している。
製品に関するこのような遅れの結果、従来のバージョンのサポートをより長く行なわなければならなくなる。また、Linux など他の代替 OS に、さらに多くのチャンスを与えることになる。
Windows をモジュール化すれば、Microsoft は機能を増加するためのアップグレードをより頻繁に行なうことができるようになる。
現在、BIOS と OS で構成されているコンピュータシステムに、新しい仮想化のレイヤーを組み込み、Windows の OS に大きなモジュール性を提供することになるだろう。