japan.internet.com
テクノロジー2006年12月27日 11:30
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

人気が高まる NAC の今後

この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20061227/12.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
2006年は『NAC』と呼ばれるネットワークアクセス制御技術の人気が高まった1年だった。大小のベンダーはこぞってそれぞれの NAC、もしくは NAC に類似したソリューションを積極的に打ち出した。

NAC は、ネットワーク上のユーザーを認証し管理するためにある種の端末認証を行なうもので、ユーザーが正式な資格を有しており、ポリシーを順守し、必要なセキュリティパッチを適用していることを確認する。

2006年には、ほぼすべてのネットワーキング セキュリティ ベンダーが、NAC ソリューションの提供を開始、または製品ブランドを変更して提供してきた。しかし、NAC の分野で最もよく名前が挙がったのは、ネットワーキング セキュリティの大手2社だったようだ。

自己防衛型ネットワーク」戦略を進める中で全体的な NAC 人気に火をつけた Cisco Systems は今年、核となる NAC アプライアンスの最新版を発売した。

これに対抗して、ネットワーキング セキュリティ分野で Cisco の最大のライバルである Juniper Networks は、自社版 NAC の『UAC』(Unified Access Control) を発表した。

『UAC 2.0』ソリューション は、業界団体 Trusted Computing Group の下部組織 TNC-SG が策定した『Trusted Network Connect』(TNC) 標準をサポートしており、Juniper は NAC に対してオープン スタンダードの道を開こうとしている。

TNC の仕様は、さまざまなベンダーから提供される TNC 準拠のソリューション間での相互運用性を高めようとするものだ。

Juniper によると、Cisco の NAC はプロプライエタリ モデルだが、TNC モデルはオープンで、広範なベンダーの参加を可能にして固定化を避けるものだという。

Microsoft は『Network Access Protection』(NAP) と呼ばれる自社版の NAC のようなフレームワークを準備しており、2007年にリリースの予定だ。これは Cisco の NAC と相互運用が可能で、他の NAC 技術とも互換性を持つかもしれない。

NAC のフレームワークで競争があること以外にも、NAC とそれに類似した技術の要素に関してベンダーが保有する各種の特許が、NAC のオープンさとさまざまな実装への阻害要因になる可能性がある。

ネットワーキング セキュリティ ベンダーの Mirage Networks は先ごろ、NAC のアプローチに関して特許を認められた。

Lockdown NetworksNevis Networks その他の NAC ベンダーは、Mirage の特許の重要性に異論を唱えたが、Cisco と Juniper は自社技術に関する特許をすでに保有しているか、取得を目指している。
japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.