FreeBSD の開発に携わる Matt Olander 氏は取材に応えて、「FreeBSD 6.2 ではバグを修正して安定性を強化したほか、現行のユーザーも、これから使用する人も間違いなく喜ぶような新機能をいくつか追加した」と述べた。Olander 氏は、企業向けのハードウェア ソリューションを手がける iXsystems (株式非公開) の CTO (最高技術責任者) でもある。iXsystems といえば、最近 FreeBSD をベースにした OS の『PC-BSD』開発プロジェクトを買収した会社だ。
「カーネルにおけるセキュリティ監査に対応している。これは、ユーザーがシステム上で行なう操作の履歴について、簡潔で保護された記録を残す必要がある人たちにとって重要な点だ。この種の機能は、『Trusted Solaris』のような高価な商用 OS では、基本的な機能の1つとなっている」と、Olander 氏は説明した。
Trusted Solaris について少し補足すると、同 OS は以前、Sun Microsystems が独立した OS として販売していた。しかし2006年12月から、同社の中核 OS 製品『Solaris 10』の一部に組み込まれた。