Webテクノロジー2007年1月18日 10:50
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安定性を高めた『FreeBSD 6.2』の正式版公開

この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20070118/11.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
無料の BSD 系『UNIX』の『FreeBSD』を開発する FreeBSD Project は15日、『FreeBSD 6.2』の正式版を公開した。FreeBSD は、UNIX 系 OS の中でも人気の高いバージョンの1つだ。新版では複数の脆弱性を修正したほか、機能の更新や新機能の追加も行なった。今回はハードディスクに直接インストールする通常の導入方法に加えて、壊れたシステムを修復する際に利用できるよう、CD から直接起動できる『LiveCD』も提供している。

FreeBSD の開発者らは、新版の FreeBSD 6.2 によって、実際の運用においておそらく FreeBSD が最も人気の高い BSD 派生 OS だという位置付けが、より強固なものなると期待を寄せている。

FreeBSD の開発に携わる Matt Olander 氏は取材に応えて、「FreeBSD 6.2 ではバグを修正して安定性を強化したほか、現行のユーザーも、これから使用する人も間違いなく喜ぶような新機能をいくつか追加した」と述べた。Olander 氏は、企業向けのハードウェア ソリューションを手がける iXsystems (株式非公開) の CTO (最高技術責任者) でもある。iXsystems といえば、最近 FreeBSD をベースにした OS の『PC-BSD』開発プロジェクトを買収した会社だ。

「カーネルにおけるセキュリティ監査に対応している。これは、ユーザーがシステム上で行なう操作の履歴について、簡潔で保護された記録を残す必要がある人たちにとって重要な点だ。この種の機能は、『Trusted Solaris』のような高価な商用 OS では、基本的な機能の1つとなっている」と、Olander 氏は説明した。

Trusted Solaris について少し補足すると、同 OS は以前、Sun Microsystems が独立した OS として販売していた。しかし2006年12月から、同社の中核 OS 製品『Solaris 10』の一部に組み込まれた

FreeBSD に話を戻そう。開発者らによると、FreeBSD 6.2 は更新も以前より容易になったという。新版では更新がベースシステムの一部となっており、システムに対してバイナリレベルのアップグレードが可能になっているからだ。Olander 氏はまた、FreeBSD 6.2 では新たに AMD/NVIDIA の『SMBus 2』コントローラに対応したほか、IPSec フィルタリング、およびサーバー管理/監視用『OpenIPMI (Intelligent Platform Management Interface)』を追加したことも明らかにした。既存の Wi-Fi および有線ネットワーク アダプタ用ドライバも、機能性と対応強化を行なっている。

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