Oracle は2006年10月、Red Hat の Linux カーネルに対して、自社製品で行なっているのと同等の企業向けサポートを提供すると発表した。Oracle Management Pack for Linux のリリースもその一環だ。Oracle Unbreakable Linux の展開という Oracle の戦略は、Red Hat のサービスに対する圧力を強め、オープンソースの世界を騒然とさせた。
Oracle Enterprise Manager は、最初のリリース以来数年が経っている。Oracle Enterprise Manager の製品管理担当ディレクタ Adam Hawley 氏は取材に対し、元々同製品が目指したのは、膨大な数のデータベース管理作業について、システム管理者を支援することだったと語った。
Oracle Management Pack for Linux はそのアイデアを押し拡げ、Linux サーバーの統合的かつ集中的な配備および管理手段を提供する。具体的には、集中型ソフトウェア ライブラリを用いたサーバー配備の自動化をはじめ、Oracle のサポートネットワーク『Oracle Unbreakable Linux Network』と連携した完全自動で臨機応変なパッチ処理、サーバー構成情報の探索と収集、サーバーの不具合発生およびパフォーマンス監視、大量のサーバー集中管理などが可能となる。
Hawley 氏は次のように述べた。「Oracle Management Pack for Linux は、より広範なデータベースおよびアプリケーション管理フレームワーク Oracle Enterprise Manager の一部だ。それぞれの企業全体の状況に即した、Linux サーバーの管理が可能となる」