グローバルなサプライチェーンにおける国際物流では、
物流業者が世界各地で顧客ごとに、多種多様な情報をやり取りしており、
年々システムが複雑化し、コストが増大していることから、
RFID の利用拡大と普及を見据えた国際標準の策定が求められている。
2005年11月に、EPCglobal 内に設立された物流部会(Transportation&Logistics Services Industry Action Group)では今年度から経済産業省の支援を受け、
第1段階として香港〜日本間(2007年2月完了予定)、
第2段階として上海〜ロサンゼルス間(2007年10月完了予定)で、
RFID を利用した国際物流の実証実験を行う。
第一段階の実証実験では、
国際物流企業である DHL、マースク、日本郵船、シェンカー、シュナイダーも参加する予定で、
香港〜日本の RFID システムの実験では、
双方向の相互接続も実施する予定。
これらの実証実験から、
物流部会が検討している RFID 適合のビジネス要件を実フィールドで検証、
本格運用に向けた課題を抽出し、解決を図る。
今回の実証実験の重要な要素として、
国際物流におけるサプライチェーンを可視化する RFID システム構築があるが、
4社で JAC(Japan Application Consortium)を立ち上げ、
各社の EPCglobal 標準仕様準拠製品およびソリューションを利用して、
商品やコンテナに取り付けられた RFID 情報流通を実現する RFID システムを構築する。