Webテクノロジー 2007年1月25日 12:00

W3C、新たな複数の XML 標準を W3C 勧告として公開

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2007年1月25日 12:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Web 標準化団体 World Wide Web Consortium (W3C) は22日、XML データや XML 文書に対し、問い合わせ/変換/参照を行なう複数の XML 言語新標準について適性を認め、W3C 勧告として仕様を公開した。

今回 W3C が公開した新標準は8種あるが、このうち主なものは、『XQuery 1.0』『XSL Transformations (XSLT) 2.0』『XML Path Language (XPath) 2.0』の3種だ。

アプリケーション、データベース、OS、Web サービス、Web サーバーといったもの同士の接続にあたり、様々なアプリケーションが用いるフォーマットからフォーマットへとデータを変換するため、従来はミドルウェアを使用していた。XSLT 2.0 と XQuery 1.0 は、これらの変換を行ない、ユーザーがビジネスロジックに集中できるようにする。

XQuery 1.0 では、メモ、Web サービス メッセージ、数テラバイト規模のリレーショナル データベースなど、構造化データおよび準構造化データの情報にアクセスできる。

IBM (NYSE:IBM) の Almaden Research Center に属し、大元のクエリ言語『SQL』の共同開発者で、XQuery 1.0 の策定にも携わった Don Chamberlin 氏は声明の中で、リレーショナル データベースにおいて SQL が果たした役割の大きさと変わらぬ位に、XQuery 1.0 が XML データにアクセスするための統一インターフェースとして役立つと見込んでいると述べた。

今回 W3C は、XQuery 1.0 にお墨付きを与えたわけだが、データベース製品を手がける IBM、Oracle (NASDAQ:ORCL)、Microsoft (NASDAQ:MSFT) の3社は、すでにそれぞれの製品で XQuery 1.0 に対応している。

次に、XML 文書の変換を行なう言語仕様 XSLT 2.0 は、前身の『XSLT 1.0』にはない新しい機能を多数追加している。こちらも、すでに一部の企業において Web サーバーやブラウザなどで利用が始まっていたものだ。

XSLT 2.0 には、データの分類化や集合化、そしてより強力な文書処理を実現する機能が多数加わっている。また必要ならば、スキーマ言語『XML Schema』を用いてコンパイルや実行時エラーの検出能力を高めることもできる。

XPath 2.0 は、XQuery で定義されたデータモデルに適合する要素値を処理するため、参照を行なう式言語だ。XPath 2.0 では、前身の『XPath 1.0』に比べてより豊富なデータ型をサポートし、文書の妥当性を XML Schema で確認した際に利用できる情報の型を活用する。

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