Webテクノロジー 2007年1月25日 11:20

軽量級 Linux 用デスクトップ環境の最新版『Xfce 4.4.0』が登場

著者: Sean Michael Kerner  オリジナル版を読む
2007年1月25日 11:20 付の記事
■海外internet.com発の記事

『Linux』には、一般的なパソコン OS 環境と同じような操作感を実現するため、『KDE』や『GNOME』をはじめとする多数のデスクトップ環境が存在している。そのため、本来パソコン運用に適した内容の Linux ディストリビューションを指す「Linux デスクトップ」という言葉を聞くと、ついつい Linux 用のデスクトップ環境を思い浮かべてしまう人も多い。

そうしたデスクトップ環境の1つに、『Xfce』がある。

同デスクトップ環境を開発している Xfce プロジェクトは21日、最新版の『Xfce 4.4.0』をリリースした。新版は、デスクトップ画面の見栄えや動作を設定できる新機能を備えている。

KDE および GNOME という2大デスクトップ環境は、多くのリソースを使うことで知られており、スペックが低いハードウェアでは、操作や便利な機能が制限を受けてしまう。

これに対し、Xfce はグラフィックの多用を抑えられるデスクトップ環境で、リソース消費量を減らすことにより、あまり性能の高くないハードウェアの場合でも、軽快な運用が可能だ。

ただし、簡素化が必ずしも使い勝手の低下につながる訳ではない。特に Xfce 4.4.0 に関してはそれが当てはまる。

Xfce 4.4.0 の新機能の1つに、新しいファイルマネージャ『Thunar』の追加がある。Xfce のプロジェクトリーダー Olivier Fourdan 氏は取材に対し、Thunar について次のように語った。「Thunar によって、複数のランチャや書類をデスクトップ上に配置できるようになった。これは、ユーザーから再三要望が挙がっていた機能なので、実装できたのは素晴らしいことだ」

Fourdan 氏はまた、設定によって、デスクトップ上にアイコン化したアプリケーションを配置することも、あるいは何も表示しないこともできると説明した。

Linux 用デスクトップ環境としては、KDE または GNOME の運用数が大半を占めるが、Xfce にも訴求点はある。

「Xfce は非常に融通が利き、カスタマイズ性の高い環境だ。そのため、ユーザーがどのように利用するのか、一概にこうだと想定することは難しい。ローエンド システムで実行するために調整することも、『X Window System』実装が備える最新の複合機能の利点を活用することも可能だ」と Fourdan 氏は語った。

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