![]() ![]() ![]() ![]() Novell、『Linux』用パッケージの構築/保守ツールを公開この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20070129/11.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
これまで、複数の『Linux』ディストリビューション用にパッケージを構築し保守することは、決して簡単な作業ではなかった。しかし Novell は、Linux 用アプリケーションのパッケージ構築や、独自仕様の Linux ディストリビューション構築の簡便化を目指したサービスとシステムをリリースし、こうした状況を変えようとしている。
Novell は先ごろ、複数の Linux ディストリビューション用パッケージ構築を支援する『openSUSE Build Service』と、システムイメージ作成ツール『KIWI』を公開した。Novell としては、オープンソース参入の敷居を下げる狙いがある。 openSUSE Build Service は、元々自社の『Autobuild』サービスをオープンソース化する取り組みとして、Novell が1年近く前に発表していたものだ。Autobuild は、Linux ディストリビューション構築用に Novell が社内で用いているプロプライエタリ技術だ。 Novell はパッケージ形式として、同社の『SUSE Linux Enterprise』や『openSUSE』ディストリビューションで『RPM』(Red Hat Package Manager) 形式を採用しているが、openSUSE Build Service は RPM 以外のパッケージ形式にも対応している。RPM に加えて、『DEB』(Debian package format) などのパッケージ形式もサポートすることで、openSUSE や Red Hat の『Fedora』といった RPM ベースのディストリビューションだけでなく、『Debian』や『Ubuntu』など DEB ベースのディストリビューションにも対応したパッケージを作成することができる。 Novell の SUSE Linux Enterprise 外部製品管理担当副社長 Holger Dyroff 氏は、取材に対し次のように述べた。「当社の将来的な目標の1つは、いつか『Windows』用のパッケージさえも作成することだ。これについてはまだ、現在進行中の研究プロジェクトだが、当社としては RPM だけに限定することはない」 次に、オープンソースのシステムイメージ作成ツール KIWI だ。KIWI を用いることで、開発者はカスタマイズした Linux ディストリビューションを、ハイパーバイザ『Xen』用の仮想マシンイメージや『LiveCD』として構築できる。 独自にカスタマイズした Linux ディストリビューションの構築というアイデアは、決して新しい概念ではない。オープンソース技術を用いたソフトウェア アプライアンス ベンダー rPath も、同様の概念をすでに1年以上前から推進している。Dyroff 氏は KIWI の目標について、アプライアンス モデルを発展させることだと述べた。ただし現時点では、そのようなアプライアンス モデルをどういった形で商業化するのかについて、明確な方針の詳細はまだ詰めていないという。 |