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『Office Open XML』と『ODF』の相互運用性が半分実現Microsoft (NASDAQ:MSFT) は2日、『ODF Add-in for Word』の正式版を公開した。これは、オープンソース コミュニティおよび多くの国の政府機関が支持するビジネス文書形式『Open Document Format』(ODF) と、Microsoft が開発した『Office Open XML』形式の相互変換を行なう『Word』用のプラグインだ。同社は昨年、ODF と Office Open XML 形式の橋渡しを行なうと約束したが、まだその道程は半分といえる。
ODF は、2006年5月に国際標準化機構 (ISO) が国際標準規格として認定した形式で、オープンソースの生産性スイート『OpenOffice.org』が採用しているほか、Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) や IBM (NYSE:IBM) なども支持している。 ODF Add-in for Word は、Microsoft のオープンソース プロジェクト『Open XML Translator』で公開中だ。同プロジェクトでは、Word 用プラグインだけでなく、『Excel』および『PowerPoint』対応も計画しており、発表によれば2007年11月に公開予定という。これらプラグインにより、『Microsoft Office』のユーザーは ODF 形式の文書を開いて作業し、また ODF 形式で保存することが可能となる。Open XML Translator プロジェクトでは、オープンソース ライセンスとして『Berkeley Software Distribution』(BSD) ライセンスを用い、ソフトウェアを無償提供している。 Microsoft の Open XML アーキテクチャ担当ゼネラルマネージャ Jean Paoli 氏は、「われわれは真の相互運用性を実現している」と強調した。 しかし、Open XML Translator プロジェクトのツールだけでは、OpenOffice.org で Office Open XML 形式の文書を扱うことができない。Microsoft はその部分の作業を、昨年重大な提携を結んだ Novell (NASDAQ:NOVL) に一任している。 Paoli 氏によると、Novell は「同じ変換ソフトウェア」を使い、OpenOffice.org で Word 文書を扱える OpenOffice.org 用プラグインを開発しているという。なお、Novell の作業がいつ完了するかについては不明だ。 ISO 標準認定では ODF が先行したが、Microsoft も Office Open XML の国際標準化を推進中だ。昨年12月には、ヨーロッパの標準化機関 Ecma International が Office Open XML を標準として承認した。年内には、ISO が同フォーマットを国際標準に承認する可能性が高い。 関連記事 最新トップニュース
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