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2007年2月13日 11:30

AMD、次期サーバー用プロセッサ『Barcelona』の詳細を発表

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
AMD (NYSE:AMD) の次期サーバー用プロセッサ4コア版『Opteron』(開発コード名『Barcelona』) について、詳しい情報がまた少し明らかになった。今回判明したのは、現行のデュアルコア Opteron に比べて、最大80%もの省電力性をどうやって実現するかという技術的詳細だ。

AMD は12日、サンフランシスコで開催中の半導体技術コンファレンス『International Solid State Circuits Conference』(ISSCC) の席上で、Barcelona に関する発表を行なった。これで、Barcelona について明らかになっていないのは、動作クロックのみとなったわけだが、初期リリースではデュアルコア Opteron よりも低いものになるだろう、ということしか分かっていない。

AMD のサーバーおよびワークステーション事業担当ディレクタ Pat Patla 氏は、取材に対して次のように語った。「われわれは、1サイクルあたりの命令実行回数 (IPC) や浮動小数点計算を改善することで、より高い性能を実現しようとしている。以前から述べている通り、動作クロックだけの問題ではない」

AMD は、電力管理技術『PowerNow!』も Barcelona に合わせて調整、最適化し、さらにきめの細かい管理を実現した。Barcelona では、電力状態の切り換えが高速になり、今までよりも状況に合わせた切り替えを実現したため、負荷に応じて必要な電力を決定できるようになった。

また、従来のプロセッサでは複数のコアを同時制御しており、それぞれの負荷が異なっていても同じ電力を消費していたが、Barcelona は4つの独立したタイミングクロックを備え、コア毎に稼働状況を把握して調整できる。Patla 氏によれば、2つのコアだけを稼動させて、残りの2つを休止状態にしておくこともできるという。

さらに強化版 PowerNow! では、ノースブリッジおよびメモリコントローラも網羅し、必要な電力を監視して機能のオン/オフを切り換えられるようになった。

なお Barcelona の出荷時期について、今年半ばという AMD の見通しは変わっていない。

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