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オープンソースの開発環境『Mono』に『VB』コンパイラが登場Microsoft (NASDAQ:MSFT) の『.NET Framework』開発環境をオープンソースで実装する『Mono』の取り組みが始まってかなりになる。一定の成果があがっているのは確かだが、まだ不足している点もあり、その筆頭が『Visual Basic』(VB) だった。
だが、それももう過去のことだ。このほどリリースされた『Mono 1.2.3』では新たな VB 対応機能が備わり、『Linux』プラットフォームで稼働する Mono に向けた VB による開発と配備が可能になった。Mono は Novell (NASDAQ:NOVL) が主導するプロジェクトで、バージョン1.2.3は、2006年11月に初めてリリースされた「1.2.x」系列の第3弾となる。 Novell で開発者プラットフォーム担当の副社長を務め、Mono プロジェクトを立ち上げた Miguel de Icaza 氏は取材に応じ、同プロジェクトはかなり以前から Visual Basic コンパイラの提供を約束していたと話した。de Icaza 氏によると、初期の試みはあまりうまくいかなかったという。 Mono プロジェクトは昨年、Google (NASDAQ:GOOG) が行なった開発支援プログラムの『Summer of Code』において、学生の Rolf Bjarne 氏の開発による『Visual Basic 8.0』コンパイラを得た。その成果が、今回の Mono 1.2.3 のコードのベースになっている。 Mono 1.2.3 のリリースノートによれば、VB への対応は現在プレビュー段階だが、使用を控えることは求めていない。 「(VB の) コンパイラは、機能面では完成したと思っている。しかし、バグが残っていないわけではなく、試用してもらって報告のあったバグを修正していきたい考えだ」と de Icaza 氏は話している。 Novell の Mono における VB サポート強化計画にあるのは、同コンパイラだけではない。Novell はまもなく、VB 使用による開発を支援する新たなツールをリリースする予定だ。de Icaza 氏は、「コンパイラは、VB 開発者が一般に利用するようなものではない。VB 開発者は通常、IDE (統合開発環境) を使用する。したがってわれわれは、新しい VB コンパイラに対応するアップデート版の『MonoDevelop』をリリースする計画だ」と述べた。MonoDevelopは、オープンソースの IDE だ。 新 VB コンパイラのサポートは、MonoDevelop のバージョン0.1.3から登場する予定だ。
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