![]() ![]() ![]() ![]() HP、『Debian』サポートが大きなビジネスになる?この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20070223/11.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
コミュニティベースの無料『Linux』ディストリビューションのサポートで、果たして儲かるのだろうか。
Hewlett-Packard (HP) はコミュニティベースの無料 Linux ディストリビューション『Debian GNU/Linux』のサポートで、2500万ドルを稼いでいる。これはいずれ、Novell や Red Hat の商用ディストリビューションにとって、骨の折れる相手になるかもしれない。 HP (NYSE:HPQ) は2006年8月、Debian のサポートサービスを開始すると発表した。Debian は登場して以来、コミュニティベースの Linux ディストリビューションとしては、最も人気を博し、最も普及している存在の1つだ。 HP の2006会計年度 (2006年10月締め) では、EMEA 地域 (ヨーロッパ/中東/アフリカ地域) のハードウェア売上のうち、2500万ドルが Debian のサポートに直接関係するものだったという。 HP のオープンソースおよび Linux 担当国際マーケティング マネージャ Jeffrey Wade 氏は取材に対し、「それを知ったときには、たいへん驚いた」と述べた。 Wade 氏によれば、その数字は予想をはるかに上回っていたという。HP が Debian のサポートを発表したのは昨年8月だが、同社のサポートサービス『HP Care Pack Service』の Debian 版について提供を開始したのは、12月になってからだ。Care Pack は、サービス水準や対応の早さをあらかじめ設定し、各種サポートをバンドルして提供する。 「8月の (Debian サポート) 発表時に、段階的アプローチをとると述べたが、現在当社は、第4段階のハードウェア試験に入っている。今四半期 (2-4月期) 末までには終了する見込みだ。作業が完了すれば、『ProLiant』と『Blade System』サーバーのすべてが Debian に対応することになる」と Wade 氏は説明した。 HP のサポートは、2005年6月リリースの『Debian GNU/Linux 3.1』(開発コード名『Sarge』) を対象にしている。Wade 氏によれば、今年リリース予定の次期バージョン『Debian GNU/Linux 4.0』(開発コード名『Etch』) については、HP のハードウェア上で動作確認するため作業を進めている最中だという。 Wade 氏は EMEA の売上以外の数字について明らかにしなかったが、Debian に関連する売上は、中小企業や政府機関といった顧客によるものが大半を占めていると述べた。 |