Webテクノロジー2007年2月27日 11:40
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HP、SMB 向けディスクストレージ システムを発売

この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20070227/12.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
テープストレージは今や、信頼性が低く扱いにくいシステムとして評判が悪い。もっとも、ストレージ専門家の多くは、ディスクストレージを補完する役割としてのテープストレージがなくなることはないと指摘するだろう。しかし、ディスクストレージのコストが下がり続ければ、テープストレージの運命を楽観してはいられなくなりそうだ。

Hewlett-Packard (HP) の26日の発表は、テープストレージの運命に新たな疑問符を加えるものとなった。HP (NYSE:HPQ) は、膨大な数のファイルを保存する必要があるものの、多数の IT スタッフを抱えたり潤沢な予算をつぎ込んだりする余裕がない中小企業 (SMB) ユーザー向けに、ディスクベースのテープ エミュレーション システムを発売した。

『HP StorageWorks D2D Backup System』は、3000ドルを下回る価格ながら、iSCSI 接続に対応して既存のデータセンターにそのままつなげるうえ、設定はわずか3手順で完了し、『Windows』で運用している『HP ProLiant』サーバー最大4基について、データを同時にバックアップできる。

HP StorageWorks D2D Backup System ではバックアップが自動的に行なわれるため、人がマシンをあれこれ操作する必要がない。これは、テープを物理的に交換しなければならないテープストレージが、人的ミスのリスクを抱えているのとは対照的だ。

その上、この新しいシステムではバックアップデータがオンラインで保存されるため、失われたファイルや破損したファイルの復元にかかる時間は数分だ。しかし、一般的なテープストレージでは、失われたデータの各部分をテープから取り出して統合するため、同じ作業に数時間かかる。

HP の StorageWorks 部門でマーケティング ディレクタを務める Adam Thew 氏によると、現在市場に出回っている最も一般的なバックアップ システムは、サーバーに直接接続してデータを保存するテープストレージ型が多いが、今回の D2D Backup System はそのようなシステムとは一線を画しているという。

ただし、Thew 氏によると、ディスクストレージのベンダーの中にはテープストレージを悪く言う者もいるが、HP ではユーザーに対し、引き続きテープストレージを使用して、万が一の災害時復旧に備えてオフラインでデータのコピーを取っておくことを勧めているという。

今回発表された D2D Backup System には2種類のモデルがあり、HP の販売チャンネル パートナーから購入できる。容量1テラバイトの 『D2D110 Backup System』は1999ドル、2テラバイトの『D2D120 Backup System』は2999ドルだ。

またどちらのモデルでも、バックアップ用ソフトウェア『HP Data Protector Express Software』を4サーバーで利用できるライセンスが、1000ドルのオプション料金によって同梱される。


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