HP、リモートクライアントのラインアップを拡大Hewlett-Packard(HP)は1月26日(現地時間)、リモートクライアントソリューションのラインアップを拡大し、ブレード PC アーキテクチャの世界展開と機能強化を実施するとともに、新しいシンクライアント2機種を発売した。
「HP Remote Client Solutions」シリーズは、「HP Consolidated Client Infrastructure」(CCI)ブレード PC ソリューションに似た一元管理ハードウェアと、一段と高いデータセキュリティ、計算処理の信頼性、そして扱いやすさを実現すべく HP と同社のパートナーが開発したソフトウェアコンポーネントで構成されている。 現在、欧州、カナダ、および中国で発売中の HP CCI ブレード PC ソリューションは、セキュリティとリモートクライアントソリューションによるビジネスの連続性のメリットを世界中の企業顧客に提供し、各社が技術所有総費用を従来のデスクトップ インフラ比で最大50%削減できるようにしている。 これらの削減は、一元管理、集約、消費電力削減、そして HP の管理ツールが提供する洞察力や敏捷性による能率的かつ簡略化されたサポートと運用によって実現する。 エンドユーザーの使い勝手をさらに簡略化および強化するため、HP CCI では Microsoft の「SoftGrid」や、Altiris の「SVS」のようなアプリケーションストリーミング技術も併用できるようになった。 Microsoft の System Center Marketing 担当ゼネラルマネジャー、Larry Orecklin 氏は、次のように述べている。 「Microsoft SoftGrid と HP の CCI を組み合わせれば、適切なユーザーに対してアプリケーションをリアルタイムでダイナミック配信すれば、インストレーションが不要になり、新たなメリットとコスト削減が実現する。これら2製品には多くの相乗効果がある。CCI はハードウェアの集中管理を実現し、SoftGrid はソフトウェアの集中管理と導入を実現する」 Altiris は、すでに実現されている HP CCI との統合を拡張し、扱いやすさの改善と計算処理の使い勝手向上に役立つシステムの導入と、ソフトウェアアプリケーションの仮想化も実現するようになった。「Altiris Deployment Solution」は「Altiris Software Virtualization Solution」と統合され、OS からアプリケーションまで、幅広くソフトウェアをコントロールできるようになっている。 近く、エンドユーザーへのブレード PC の割り当てをインテリジェントにコントロールし、CCI の扱いやすさ実現で中心的役割を果たす「HP Session Allocation Manager」がアップデートされ、スマートカードの利用による「ホットデスキング」のサポートといった新機能が搭載されるほか、クライアントインターフェイスのルック&フィールを顧客が完全にカスタマイズできるようにもなる。 同社はさらに、顧客が HP のブレード PC とワークステーションソリューションの両方をひとつのツールで管理評価できるよう、今年中には、先ごろ発表した「Blade Workstation Solution」にも Session Allocation Manager を対応させる。 HP のシンクライアントは、HP CCI や「HP Virtual Desktop Infrastructure」だけでなく、従来のサーバーベースの計算処理にも理想的なアクセスデバイスだ。今回、HP は「HP Compaq t5135 Thin Client」と「HP Compaq t5530 Thin Client.」の2製品をラインアップに追加した。 エントリーレベルの HP Compaq t5135 は、アプライアンスの使いやすさを備え、より低価格のコンピューティングソリューションを提供する。同製品の新しい「ステートレス」機能は、ユーザーがクライアントの電源を入れるだけでサーバーから自動的に設定を読み込めるようにする。設定はそのセッション中限定で維持される。 Windows CE ベースの HP Compaq t5530 には、Web ブラウザ、メディアプレーヤー、ターミナルエミュレーションといった強化機能が搭載されており、主流の業務用途に最適となっている。 HP のシンクライアントは、いずれも Altiris Deployment Solution のフルライセンスを搭載し、「HP OpenView Client Configuration Manager」の基本エディションが無償ダウンロードできるようになっており、大規模導入に向けて顧客が好きなエンタープライズレベルの管理ソリューションを選択できる。 あまり複雑でない、シンプルな導入ツールを必要とする顧客には、HP のシンクライアントすべてに専用の「HP ThinState Tools」が同梱されている。これらのツールを使うことで、t5530 などを「マスター」クライアントにし、ネットワーク内のほかのシンクライアントにイメージを簡単に導入できるようになる。IT マネジャーは、マスターシンクライアントでこのイメージをキャプチャし、このイメージをネットワーク経由で「ターゲット」シンクライアントに導入するだけでよい。導入ソリューションを別途購入したり、インストールしたり、学習したりする必要は一切ない。 これら2機種の新シンクライアントにはこのほかにも、無線専用デザインの安全な USB コンパートメントや、「ゼロフットプリント」クライアント作成用の「HP Quick Release」のサポートのほか、利用と管理を容易にする多数の新機能がある。 セキュアネットワークアクセスと信頼性は、二重認証やコントロール付きユーザーアクセスといった高度なセキュリティ機能によって実現されている。業務機密情報やデータを一元管理サーバーに保管することで、業務機密情報の保護やデータの整合性が強化される。 HP Compaq t5135 Thin Client は米国では2月1日に定価199ドルからで発売。HP Compaq t5530 Thin Client は、定価299ドルで3月1日に世界同時発売される予定。 関連記事 最新トップニュース
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