VMware、モバイル環境にも対応した仮想マシン配備ツールを発表EMC (NYSE:EMC) の子会社 VMware は5日、『VMware ACE 2 Enterprise Edition』の公開ベータテスト開始を発表した。VMware ACE 2 は、企業においてデスクトップ環境の仮想マシンを作成し、それをデスクトップパソコンやノートパソコンに配備できる製品だ。このようなツールは、従業員が業務を行なうにあたって移動する必要がある環境で有用だ。
VMware ACE 2 を利用することで、OS、データ、アプリケーションを含む『Windows』または『Linux』のパソコン環境を仮想マシンに構築し、任意のクライアントマシンに配備できる。 同製品の狙いは、どのコンピュータからでも業務用ソフトウェアを利用できるメリットを従業員にもたらし、加えて IT 管理者が企業において必要なクライアント環境の制御を維持できるようにすることだ。 こうした点が重要になるのは、動き回ることが多い従業員を擁し、彼らが自分のノートパソコンを持ち歩かなくても、さまざまな場所から自分のデスクトップ環境にアクセスできることが必要な企業だ。また、家庭から企業のネットワークにアクセスしなければならない契約社員の要求も満たす。 VMware の企業向けデスクトップ プラットフォーム担当ディレクタ Jerry Chen 氏によると、モバイル用途の需要に対応するため、VMware ACE 2 では、管理者がデスクトップ環境を構築した仮想マシンをパッケージ化して、USB フラッシュドライブや Apple の『iPod』といった携帯型ストレージ機器に格納できるモバイル機能を備えるという。 「自分のノートパソコンを持ち歩いているかのように、いつも同じ OS とアプリケーションを利用できる」と Chen 氏は述べた。 さらに、VMware ACE 2 は仮想マシンを暗号化するほか、『ACE Management Server』を備え、単一のコンソールから制御ポリシーを適用し、何千もの仮想マシンを管理できると Chen 氏は説明する。 現在、VMware ACE 2 Enterprise Edition は公開ベータ版の段階で、正式版発売は第2四半期の予定だ。Chen 氏は、まだ価格を公表できる段階ではないと述べた。なお、現行版『VMware ACE』の価格は1クライアントあたり99ドル、そして『VMware ACE Manager』の価格は795ドルとなっている。 関連記事 最新トップニュース
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