Webテクノロジー 2007年3月20日 10:00

Sun、アプリケーションサーバー『Glassfish V2』のベータ版を発表

著者: Sean Michael Kerner  オリジナル版を読む
2007年3月20日 10:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) は19日、『Java Platform Enterprise Edition 5』(Java EE 5) に準拠するオープンソース アプリケーションサーバーの次期バージョン『Glassfish V2』のベータ版をリリースしたと発表した。正式版リリースは年内の予定。これまでのような開発者向けではなく、企業での実務使用にも完全に対応し、Sun による商用サポートも提供される予定だ。

Glassfish は、Java EE 5 準拠アプリケーションサーバーのリファレンス実装を開発する、Sun のコミュニティプロジェクトだ。同プロジェクトには、Oracle (NASDAQ:ORCL) も重要な貢献者として関わっており、自社のオブジェクト リレーショナル永続化フレームワーク『TopLink』を提供している。ちなみに、Oracle は TopLink の機能拡張についても、別のオープンソース開発グループである Eclipse Foundation と共同で取り組んでいる。

Glassfish プロジェクトの成果は、ベンダー各社が独自の Java EE 5 実装を開発する際にも、そのベースとして利用できる。今月に入って刷新された Sun 自身の『Java System Application Server Enterprise Edition』も、その一例だ。

Sun で Open Source Group のコミュニティ開発およびマーケティング担当マネージャを務める Ken Drachnik 氏は取材に対し、バージョン1 (V1) のリリース以降、Glassfish を使用するコミュニティは劇的な成長を遂げていると述べた。

「Glassfish V1 は開発プラットフォームだったため、開発者向けに特化されていた。V2 では、エンタープライズ版 Sun Application Server からさまざまな機能を取り入れ、非常にボリュームの大きな企業実務でも Glassfish が利用可能になる」と Drachnik 氏は説明した。

Sun がオープンソースのアプリケーションサーバーである Glassfish にエンタープライズ版と同様の機能を盛り込もうとしている理由は単純だ。「実際、オープンソースの Glassfish を企業が実務に使い始めている事例を目にしているからだ」と Drachnik 氏はその訳を説明する。

さらに Sun では、エンタープライズ版クラスの機能だけでなく、完全な商用サポートも提供する意向を示している。

Sun のアプリケーションプラットフォーム製品管理担当ディレクタを務める Paul Hinz 氏は、取材に応えて次のように語った。「Glassfish は完全な機能を備えるアプリケーションサーバーであり、当社ではこれを販売する予定だ。購読ベースの価格体系とし、数モデルを用意することを考えている」



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