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Liberty、クライアント機器上で ID 管理できる仕様案を発表ユーザー認証技術の標準化団体 Liberty Alliance は21日、ハンドヘルド機やノートパソコン、プリンタ、テレビなどで、ユーザーが ID 情報を管理できる標準仕様案『Advanced Client』を発表した。
Advanced Client は、シングルサインオン、Web サービス利用、認証、ユーザー主導のプロビジョニングといった ID 管理能力を、クライアント機器にも拡げるもので、ID 情報をクライアント機器上に安全に格納し、クライアント機器がネットワークに接続しているか否かにかかわらず、ユーザーが格納した情報にアクセスしたり管理できるようになる。 Liberty には AOL、Hewlett-Packard (NYSE:HPQ)、Intel (NASDAQ:INTC) などが加盟し、インターネットにおける安全な商取引の確立に取り組んでいる。今回、Liberty が Advanced Client を発表したタイミングは、オンライン上の ID 管理に関する懸念が大きく膨らんでいる時期と重なる形になった。 小売大手 T.J. Maxx を擁する TJX Companies の大規模な情報漏えい事件などに代表される事案をはじめ、ID 詐欺犯罪の増加によって、デジタル消費者の不満が高まり、米国政府としても、オンライン ID の管理に関する法整備に動かざるを得なくなっている。 『OpenID』や Microsoft の『CardSpace』、あるいは Higgins Trust Framework Project が、いずれも Web サイト上の安全な ID 管理に注力する一方、Liberty はクライアント機器という切り口から、ID 詐欺に対する懸念を和らげようと Advanced Client を策定した。 Advanced Client は『Trusted Module』という機能性を含んでおり、スマートカードなど不正使用防止メカニズムを通じて ID を発行するプロバイダに代わって、クライアント機器が保証を行使できる。 ほかにも『Service Hosting/Proxying』(SHPS) という機能性により、スマートフォンやノートパソコンなどのクライアント機器上で、カレンダ機能や Eコマースのプロフィールといったサービスを運用することができ、デバイスがオンライン状態か否かに関わらず、ユーザーが設定した制御条件に基づくプロキシを通じて、第三者がこれらサービスとやり取りすることが可能となる。 Advanced Client は、Liberty の中核 Web サービス フレームワーク『Identity Web Services Framework 2.0』(ID-WSF 2.0) に依存する関係にある。ID-WSF 2.0 は、Web 標準化団体 World Wide Web Consortium (W3C) の『WS-Addressing』、および標準化団体 OASIS の『WS-Security』という両仕様をサポートしている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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